こんにちは。

 

 

今日は、現在公開中の映画『関心領域』から。

アウシュヴィッツ強制収容所の隣で暮らす所長一家のお話しです。

 

 

塀の向こう側ではユダヤ人が収容されているのに、所長夫人はユダヤ人から奪ったドレスを纏い、子供たちはプールではしゃぐ。

場所がアウシュヴィッツじゃなかったら日常的な風景なんでしょうけれど、歴史を知っている我々にとって、こんな恐怖はありません。

 

 

映画のテーマを誰よりも知っている監督は、アカデミー賞の受賞スピーチでガザについて語りました。

我々は、この犠牲者たちにどう向き合うのかと。

(これには後日談があり、ハリウッドから抗議されました。アウシュビッツ犠牲者とパレスチナ犠牲者では道徳的に違うという主張)

 

 

これは映画の話しですけれど、石川県の復興が遅れているのに、万博だなんだと言っている政治家に同じ恐怖を感じます。

今の時代だからこそ、観てほしい作品でした。

 

 

今日もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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