こんにちは。

 

 

今日6月6日は「稽古始め」や「芸事始め」と呼ばれていて、満6歳の今日から始めると良いと言われてきた日です。

だけど今は、その子供が激減していますし、親の所得による習い事格差が広がっているとも聞きます。

 

 

そんな中、支援金制度の法案が可決されました。

2026年度から社会保険料に上乗せされるワケですが・・・

 

 

昨年の出生率は過去最低。

このご時世に産みたい人が減っているでしょうし、そもそも結婚までたどり着いていない印象です。

 

 

今月から定額減税がスタートしますが(給与計算担当の皆さま、お疲れ様です)こんな少額で結婚しようとか子供作ろうとか思うかなぁ?

値上げの充填で精一杯じゃないかしら。

 

 

数年後には、子供はプレミア感のある存在で「子あり様」が優遇されるのでは?という意見も読みましたけれど。

「子あり様」という言葉は、最初は「子供がいることを理由に傍若無人な言動をする人」へのイヤミだったと思うんですが、いつの間にか子供のいる人全体に対して使われているようです。

 

 

社会で子供を支えましょうというなら、お金だけじゃないと思うんですけれどね。

支える「子なし様(育児が終わった人も含めて)」の待遇を篤くしないと、仕事に来ない人のために負担が増すのだから、それは面白くなくて当然。

「産休クッキー」問題ではそれが浮き彫りになっていたと思います。

 

 

「取るだけ育休」の夫たちも多いと聞きますし(ご相談をお聴きする限り、これなら仕事行ってくれた方がマシと思います・・・)

 

 

 

「子あり様」現象をテーマにした小説があります。

新井素子氏の作品『チグリスとユーフラテス』

SF小説なのですが「子供が産める可能性があるだけで特権階級になれる」世界のお話です。

 

 

 

この小説は90年代の作品ですが、現実の方が小説に追いついてきていてゾッとしますが、面白い作品なのでおススメです。

 

 

今日もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

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