おはようございます。
今朝は予告通り、ドラマ『不適切にもほどがある!』から。
クドカンと阿部サダヲさんのコンビですから、ハイテンションで煩そうと思っていましたが、その通りでしたwww
とはいえ深いテーマもあると感じるドラマです。
阿部サダヲさん演じる主人公は、昭和61年から令和の世界にタイムスリップしてしまいます。
その昭和時代がリアルすぎて、冒頭と開始20分にこんなテロップが流れました。
これがネットでバズってましたね~
私は80年代に青春時代を送っていますので、ものすごーく理解できる描写が続きました。
こうして見ると、令和の時代ならアウトなことばかりですね。
学校のシーンで、女性教師が男性教師から『デカ過ぎパイ先生の初体験はいつ?』と聞かれ『高杉舞ですぅ~』と笑って反応しているシーンがありました。
今なら一発アウトですし、笑えないです。
きっと私も同じような反応をしてきたんだと思うけれど、今は、このセクハラ発言にイラっとします。
近藤マッチや明菜ちゃんに、小泉キョンキョン、聖子ちゃんカットにハイティーン・ブギとか北斗の拳やらカセットテープ・・・
この辺りはカルチャーとして懐かしいけど、ハラスメント部分は本当に不快だと感じます。
今も、この価値観をアップデートできないオジサンもいますけれどね。
そして後半は令和の時代。
磯村勇斗さん演じるサラリーマンが、同僚と飲み屋でメンタルが弱い新人の話をしていると、隣に居合わせた阿部サダヲさんが昭和の価値観で突っ込みまくります。
『頑張れって言われたくらいでくじけちゃうようじゃ続かねぇよ』
そしてそこからいきなりミュージカルに。
磯村さんや阿部サダヲさんが朗々と歌い上げます(阿部サダヲさんはさすがに舞台人、上手いです)
「♪~(磯村)話し合いましょう~分かり合えなくても~」
「♪~(阿部)拳と拳で語り合えばいい~」
そこに後輩女性も登場し
「♪~(後輩)叱ってほしかったんで~す~叱られたことが無いんです~誰にも~」
「(同僚)パワハラになるから怖くて叱れない。それが組織」
この辺で「私は一体何を見せられているんだろう・・・」という気持ちになりましたが、現代の多様性と、叱られないで育った世代との関わり方とかがわかりやすかったです。
昨日のブログ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃない!』の主人公は、令和仕様にアップデートしようと努力しますが、こちらの阿部サダヲさんは昭和を主張しています。
さて、これから両者はどう展開していくんでしょう。
楽しみなドラマです。
今日もよろしくお願いします。