2018年10月9日
初めての海外長期滞在、初めてのアメリカ、初めて日付変更線跨ぐ、初めてトランジットなのにホテルステイ、初めての途上国、、、
全てが初めて尽くしだった去年。
今考えるとあの時より断然英語が話せるようになってるなって実感してます。
やはり英語が話せないと生活出来ないとなると話せるようになりますね。
小学2年生からの念願が叶った瞬間
この件は話すと長く(ならないけど)なるので、後日にします。笑
ベリーズはJICA指定の英語力B。
すなわちまぁまぁ話せないと来れない国でもあり、話せなくてもTOEICなどの点が取れる人は来れる国となっています。
(後者の場合、派遣されてからかなり苦労します)
公用語が英語なので当たり前ですよね。
日本はそろそろ肌寒くなってきた10月の始め、到着したベリーズに蒸し暑いという印象を抱いたのを思い出します。
雨季真っ只中だったので雨が降ったり晴れたり、そりゃ蒸し暑いですよね。
体内季節は秋なのに体外季節は夏
30年四季のある日本で生活していた私にはこの変化が一番辛かったー
元々暑さには強い方でしたが昨年は結構応えましたね。。
この1年で学んだ事は沢山あります。
一つ一つ書き出してたらキリが無いですが、日本にいたら学べなかったことを沢山学ばせてもらいました。
他者(他国)のことも自分のことも。
まだまだ理解が足りない事もありますが、何と無く自分の中でのルーティンが出来上がった気がします。
やはり人ですからね、その環境に早く慣れることが出来る人と、そうでない人と個人差はあると思います。
私の場合、来てすぐクリスマス休暇、そのすぐ後にイースター休暇、そして夏季休暇と休暇だらけでしかも学校配属なので学校以外の人との接点がなかなか無い。
学校の先生方とのコミュニケーションを取るのにも時間がかかった気がします。
1年経ってやっと!
町中でユニフォームを着てなくても「チャイナ」とか「チャイニーズ」って言われなくなりました。
「Hi. ティーチャー」って言ってくれる人が出て来ました
外で会うと恥ずかしがって挨拶してくれなかった子たちが「Hi. Ms. Maria!」って声をかけてくれて、一緒にいる親御さんに「私の音楽の先生なんだよ!」って紹介してくれることが多くなりました。
外国の人=フレンドリー
っていう勝手なイメージが今まで自分の中にありましたが、ベリーズで1年暮らしてみて、以外とみんなシャイなんだなという事が分かりました。
大体3回〜5回挨拶を交わしてやっと顔と名前を覚えようとしてくれる印象があるので、全体的にシャイなのかなって。
これがベリーズシティになるとまた違うと思うんですけどね
ベリーズシティは私の任地であるプンタゴルダ(PG)とは打って変わって近代化が進んでいるので、人々もちょっと冷たい感じ。
日本で言うところの東京でしょうか苦笑
さて、誰も望んでいませんが、この一年を自分の為に振り返ってみたいと思います
【2018年10月】
・右も左も分からないままベリーズ到着
・時差ボケとの闘い開始
・2週間ACも無い、毎朝物凄い雷雨に起こされるという過酷なホームステイ体験
・首都ベルモパンにあるUB(University of Belize)での2週間に渡る語学、ベリーズに関する知識を詰め込む研修
・到着して間もないのに日本食が恋しくなる笑(それもこれもホームステイ先のご飯のせい)
【2018年11月】
・学校での校長とのやりとりか極度のホームシックにかかりご飯が食べられなくなる
・毎朝謎の腹痛に襲われるようになり体重激減
・予定していた授業を潰され憤慨(今では「授業なくなったラッキー!」笑)
・ベリーズに来てカフェイン摂取量が激減し禁断症状を起こす笑
・PGでレストランを営むアーシャーにハウンティングキーに連れてってもらう。”満点の星空”とはこの事だ!を実際に体験
・土曜は決まって任地で一番風が気持ちよく、リラックスできるボンビルカフェへ
【2018年12月】
・JICA総会参加。隊員が集まってワイワイすると楽しい。たまにはこういう時間も必要。
・ものの2週間でクリスマス休暇突入。する事無さすぎる。
・クリスマス前は普段スローなPGにも急いでイライラする人が現れる(急いでも何も変わらないし、クリスマス商戦なんてものもない)
・自分の赴任校に6年前に配属されてたという日本人と任地で出会う
・下痢が2ヶ月治らない(汚くてすみません)
・配属先の校長に『腹が痛いからと学校に来ないのは許されない』と言われる(嘘だと思われる)
・同じ任地の美術隊員に約360円で縁を切られる笑(これはアメブロ限定記事にしてます)
・ドミトリーで隊員と年越しご飯&年越し&オール笑。楽しかったー
【2019年1月】
・年始はすぐ2016−3の送別会。やはり泣いてしまう
・やっとベリーズのボランティア用IDをもらう。これがあると遺跡や自然公園、ウォータータクシーなどを現地人料金で利用できる
・朝の腹痛、下痢が治らず病院受診。結果はサルモネラ菌感染。本当か・・?
・校長に上記の検査結果を報告。大層びっくりしておられました(信じてなかったもんね、ざまみろ)
・とても硬派で頼れる柔道隊員帰国
・初オレンジウォーク、初ギニアグラス村
・PG Day(PGの日)
・風邪を引く
【2月】
・30歳になる。すごい恐れてたけど、なってみると別にそうでもない笑
・1月に来た新隊員を連れて日帰りプラセンシア。まさかの移動に10時間笑
・2回目オレンジウォーク。イマクラーダ小学校見学。南(任地)との違いに愕然。
・任地の友人達がシークレットじゃなかったけどシークレット誕生日会してくれた
・Spelling Bee(スペリング・ビー)
・またもや風邪を引く
・風邪をひいていた間も連絡していたにも関わらずまたもや配属先の校長に嘘だと思われる(いい加減にしろ)
【3月】
・帰国する卓球隊員に便乗してCaye Caulker(キーカーカ)とSan Pedro(サンペドロ)旅行
・スティールパン練習体験
・4月のイースター休暇にどうしても文明のある国に行きたいとロス行きチケットをその時のノリで取る笑
・年に1度のベリーズ国内最大級のカヌーレース、La Ruta Maya(ラ・ルタマヤ)に応援として参加
・Maya Day(マヤ・デイ)イベント
・日本語を習いたいというアメリカ人の男の子のお母さんと出会う。日本語レッスン開始。ちなみに彼の夢はユーチューバ苦笑
・猫を拾う(生後3ヶ月くらい)
【4月】
・フェスティバル・オブ・アーツという芸術の祭典(そんなに大したものではない)に「カエルの歌」で参加。日本語上手に歌ってくれました。
・辛い辛い計画されてた半日停電。なぜか水も出なくなる
・念願のLA旅行
【5月】
・5月が1年で一番National Holiday(祝日)が多い月でほぼ休み
・更にグアテマラの属国になるのか?!否かの投票日はもちろんお休み
・4月にあったフェスティバル・オブ・アーツの第二次予選
・カカオフェスティバルにボランティアとして参加(PGはカカオの生産地。日本にもここで作られたカカオバターが輸出されています)
【6月】
・Belize Choral Societyのコーラスイベントに参加させてもらう。久しぶりに合唱ができて嬉しい!
・コーラスのイベントに参加するから学校には来れないよと事前に校長に伝えるも、「コーラルハウス(PGにある高額ホテル)に泊まるから学校休むよ」と勝手に解釈され却下される笑(なんでだよ)
・個人キーボードレッスン開始。生徒は3名。
・ロブスターフェスティバル@プラセンシア。お馴染みKちゃんが誘ってくれて一緒にお泊まりもロブスター高すぎてあまり沢山食べられず…
・卒業式の伴奏頼まれる。がしかしもういらないと言われなくなる
・卒業式後の授業参加率の悪い事悪い事
・6月はブログ更新なかったんですね
・年度終了。夏季長期休暇突入
【7月】
・待ちに待ったNYC旅行(写真が多いので少しずつ更新します)
【8月】
・あっという間に終わってしまったNYC旅行
・飼っている猫に充電コード全て噛みちぎられる
・ベリーズシティでうどんが売られているのを発見!感激!
・雨季に入りPGでは毎晩本格的な雷雨。耳栓送ってもらっておいて良かったー
・アメリカ人の友人の子のお誕生会参加
・新年度前の事前ミーティング(ミーティングあるらしいよって教えてもらって私から校長に連絡し日程などを聞く。おかしくない?)
【9月】
・新年度開始
・相変わらず祝日が多い
・2017−2帰国
・独立記念日
・本気で任短(任期短縮)を考える
【10月】
・元々新年度が始まったら配属先に来る予定だった調整員に配属先(校長)と話し合ってもらう
・私の心は任短で決まっていたが、校長に「音楽の授業はして欲しい」と言われ任短する理由がなくなり残ることに。
(そりゃそうだよね、私が任短したなんてなったらこの先ボランティア派遣してもらえなくなる可能性あるもんね)
・2回目最後のJAPAN DAYイベント
現在進行形・・・
ざっとこんな感じですかね。
本当は丸1年経ったところで更新しようと思ってましたが、少し遅くなってしまいました。
最近はどん底に落ちたモチベーションをどうやって上げようか絶賛考え中です。
新年度が始まる前はある程度あったモチベーション、授業に必要な歌詞カードや準備をしっかりやっていたのですが、みるみる落ちる自分のモチベーション。。
なぜだろう・・・
授業はちゃんとやってますよ!
ただ、「一緒に楽しく!」っていう自分のモットーが崩れつつあります。。
楽しくない。自分の心は楽しんでいない。
そもそも赴任してすぐに無くされたモチベーションをそう簡単に戻せる訳もなく。
まだまだ時間がかかりそうです。