エビアンチャンピョンシップのライブ中継は最終組の最初の2、3ホールを見ていた。

古江彩佳は1番のティーショットを良いスイングで打っていたので、これは行けるかなと思ったが(その日のメンタルが出ると思うので)、その後寝ぼけ頭でリーダーボードをチェックして他の二人のバーディーが先行していた。

ステファニー・キリアコーがアグレッシブなプレーをするので、追いつくのは苦しいかなと・・。

朝リーダーボードを見て仰天(と言っては失礼ながら)、最終ホールをイーグルにして優勝。

彼女はほとんどどの試合でも上位に入り、堅実なプレーをする。

パットの上手さ、思い切りの良さ、ラインを読んだらそこへ転がらせる、小気味良いパッティングですね。

後刻、録画を見ようと思う。

 

 

さてさて、スコッティッシュオープン。

雨もなく穏やかな日になるはずであったが、トップグループのバック9を見ていると結構風がある。

夕刻になり気温は下がっていたろう。

3日間クルーズコントロールだったラドビグ・オーベアはフェアウェイを打てない。

 

ロバート・マッキンタイヤはリーダーがオーベアの時もアダム・スコットが首位を奪った時も2打を追いかけていたが、14番パー3で長いバーディーパットを入れ−15へ。

14番のグリーンは右が海。良い景色ですね。

アダム・スコットは15番でセカンドを右ラフに入れ、パーセーブできず−16へ。

1打差になる。

 

スコット、−16。マッキタイヤとオーベアが−15。(フランスのランガスケはすでにホールアウトして−15)

 

15番488Y、マッキタイヤは207Yから左奥エッジ。

 

ここでバイデン大統領のホワイトハウスからの声明がある。副大統領、司法長官、もう一人が大統領に並んでいた。大統領の声明は2分足らずだと思うがトータルで6、7分の中断。

これらの間、日本のゴルフネットワークは何を流していのですかね?

 

16番576Yでマッキンタイヤはティーショットを左ラフへ打ち込んだが、スプリンクラーによりドロップ。

残り247Y、短い高さのヘスキューからピン右へ、2メートル弱。

コースレポーターのドッティー・ペッパーによると、マッキンタイヤがプラスチックのスパイクだったらスプリンクラーの存在に気が付かなかったろうと言う。彼は金属スパイクをつけているそうだ。

ラッキーブレークだった。

オーベア(−15)はグリーン右下からのチップショットがグリーンに登らず手前に戻ってきた。ボギーで−14に落ちる。

彼はバック9で、これが3つ目のボギー。

 

マッキンタイヤ、このイーグルパットを入れた。−17でスコットに追いついた!

残り2ホール。スコットは最終ホールが残る。

 

最終ホールはバーディーが取りやすいホールではないはずだが、すでにサヒース・シガーラとサンジャエ・イムがバーディパットを入れている。(二人とも−14)

アダム・スコットはファーストカットからピン下へ。下からのパットをコリン・モリカワが左に外す。(−14で終了)

スコットはピン右下からラインの読み違いか早くから右に流れた。67、−17でホールアウト。

マッキンタイヤは17番パー3のニーノッカーのパーセーブパットを入れた。

 

理屈ではなんでもありだが、マッキンタイヤのプレーを見ていると悪くてもプレーオフに行くと感じた。

18番483Y。去年は左に打ち込んだとコースレポーターが言う。(去年はマッキロイが優勝)

今日は右ファーストカット。オーベアは左ラフへ。セカンドはグリーン左へ。

マッキンタイヤ、セカンドは168Y。

去年は3ウッドでピン側に打ったが、今日はPWだと解説者。ピン左22フィートへ(6.6メートル)。距離があるが、このパットラインは難しくはないのではと思った。

 

オーベアのチップショットはピンを通り越した。

マッキンタイヤのバーディーパット。カップに近くにつれゆっくり転がり、足りないかと思う時入ったーー!

フィストパンプとギャラリーが飛び跳ねて喜ぶ。

 

 

 

 

(画像はBBCやSBネーションなどから拝借)

 

意外なことに、スコットラン人がスコッティッシュオープンに優勝したのは1999年のコリー・モンゴメリー以来だそうだ。

グリーン右のギャラリースタンド横の、THIS IS GOLF COUTNRY の文字がスコットランドの誇りを思わせる。

 

マッキンタイヤはそのアマチュア履歴と早いヨーロッパツァーの優勝から、今年PGAツァーにフル参戦してきた時はすぐにも成功が見られると期待されたが予選落ちも多く、彼もまたヨーロッパツァーの実力あるプレーヤーがアメリカではなかなか勝てないパターンかと思った。

 

しかし6月2日、RBCカナディアンオープンで初優勝。

そして念願のスコッティッシュ・オープン優勝。

近年のヨーロッパ人プレーヤーはアメリカの大学のゴルフ部で磨かれ、各地のツァーに出ていくが彼のようにスコットランドを本拠地にするプレーヤーはマイノリティーではなかろうか。

 

夏にフロリダでゴルフの練習をするが、スコットランドが僕がいる場所だと言ったそうだ。

 

リーダーボード

 

アダム・スコットはプレーオフに1打足りなかったが久しぶりの好プレーで、これでフェデックスポイントリストがかなり上がったのではないか。

マッキロイは今日68で−14。パットが入らない病にかかった感がある。私が見るたびにカップ右に外しているように思う。

 

今、ライブでISCOチャンピョンシップは5人のプレーオフがプレー中。びっくり

 

後ほどYouTubeのハイライトビデオをつけます。

 

今はこの辺で。