次第に渡米の準備が整ってきた・・毎年行っているのに何の準備が?というものだが、今回はちょっと長く滞在するのと段々頭の回転が遅くなっているので、毎日あ、あれがいる、あ、これも持っていかなくちゃと思い出すから、少しずつスーツケースが埋まっていく。

 

今度は飛行機の中で読む本を買おうと駅ビルの有隣堂に行った。家にあるのはもう何遍も読んだか、内容が飛行機内で読むのにちょうど良いものではないので。

本屋に入るたびに知らない街で迷子になったような、自分だけ場違いなところにいるような、パニックアタックを起こしそうな気分になる。

99.9%の作家が聞いたことない名前。

知っている作家の本が目に入るのは極めて稀。

 

今日は買いたい作家の本があったのだけど、どこの文庫もアイウエオ順の作家のところになかった。

有隣堂の検索機で探すと、無い。作家の下の名前を間違えたので。ショボーン

 

自分のiPhoneで著作名『言うたらなんやけど』で探したら、田辺聖子さんだった!

 

私は佐藤愛子さんが好きで、彼女の著作やエッセイをかなり読んだが、エッセイや対談にしばしば出てくるのが田辺聖子さん。

それで彼女の本を読み始めた。

大阪弁の独特の柔らかさ、おかしさがあるが、カモカのおっちゃんシリーズはけっさくだった。

 

田辺聖子著作を調べると有隣堂ではほとんどが売り切れ。ネットで探すと電子版ならある本がかなりあった。

 

しょうがないから目を皿のようにして、探した。

司馬遼太郎や海音寺潮五郎はあったが、飛行機の中で読みたくない。

安倍龍太郎という人の本も面白そうだったが、読み応えがある本格的歴史小説、と帯に書いてあったからやめた。

 

そこで目に入ったのが筒井康隆。『笑うな』という文庫本でショートショートが34入っている。

裏表紙の氏の写真を見てびっくり!こんなおじいさんだっけ?生年は書いてあるが没年の記載は無い。

まだご健在なのでした。89歳ですから、今時は特別長生きでもない。

 

筒井康隆さんはとってもハンサムだったのです。星新一もハンサムでした。

 

 

 

今日、ロスの次女から電話があって、空港には孫が迎えにきてくれるという。

就職したばかりの彼女の会社は、7月4日の独立記念日の週というので1週間休みだそう!

娘婿はコロナウィルス感染。びっくり

熱も何もなく鼻がグシュグシュ言っている程度だそう。私が着く頃には5日間が終わっているはずだが、アメリカも感染が増えているのだ。

 

では今から全米シニアオープンの2ラウンド目、再放送を見ます。