ついに、ついにエイミー・ヤンがメジャー優勝達成。
どのぐらいメジャーで上位に入っているかが下の表。
若い頃は特に全米女子オープンで勝てる位置にいて、優勝を逃したという印象がある。
何年も前に彼女のキャディーが、ヤンは自分がどれぐらい良いプレーヤーであるか分かっていない、あとは少しの自信が後押しすればたくさん優勝できるプレーヤーだと言ったのを覚えている。多分彼女が20代半ばの頃だったと思う。
ヤンは13番のバーディーで−10にまで行った。一番近いプレーヤーに5打差をつけていた。
1つぐらいボギーを出しても最終ホールはパー5だから悠々と勝てるかと思ったが、16番でボギーに17番では右の池に落としてダブルボギー。スタートの−7に戻った。
これがあるからこの人はメジャー優勝のチャンスを逃してきた?と思ったが、コースが難しくそれ以上、下からのプレーヤー達は差を縮めていなかった。
山下は最終日1オーバーにしたが大健闘だったと思う。2位タイでスタートして2位タイで終了。
自分のゴルフを崩さない、メンタルが強いプレーヤーの印象。パットの思い切りが良い。
他のプレーヤー達にティーショットで20ヤードは置いていかれたと思う。彼女に向いていたコースとは言え、いつも長いクラブで打つわけだから。
渋野日向子も、もっと出来たという思いはあるかも知れないが、全米女子オープンに続き上位に入ったのは好結果。4ラウンド目の飛距離が278Y。エイミー・ヤンが279Y、レキシー・トンプソンが270Y。
スイング改造し始めて、いっときはすごく飛距離が落ちていた記憶がある。
人は彼女のスイング改造をけなすが、彼女は手か指か(親指の付け根じゃなかったかな)を傷め、痛みでクラブが振れずスイングを変えることにしたと聞いた。
アメリカの中継でもアナウンサーが言っていた。
改造前のスイングが良かったとか、そういうアンタは誰?という感じです。
過去にはスイングを変えてそれからゴルフが下がり坂になり、戻れなくなったプロもいたが、ロープの外にいるものが評価することでもあるまい。
我々はテレビ中継で見る以上のことは何も知らないのだ。
レキシー・トンプソンの最終日は凄まじかった。前半は43!
残りの10ホールでバーディー6個。最終ホールで長めのバーディーパットが入り、にっこりして終了した。
ところで優勝賞金額を見てください。$1.56ミリオン。
2位のリリア・ブーで70万ドル。
来るなら彼女かなと私は密かに思っていたが、後半に2つボギーを叩いて及ばなかった。
ホールアウトするときはムッとした顔をしていた。悔しかったんでしょう。強いプレーヤーです。
開催コースは良いコースでした。1998年男子のPGAチャンピョンシップも開催。ビージェイ・シンが優勝。
最終日ハイライト。
トラベラーズチャンピョンシップのことは後刻書こうと思います。