最終日は目が覚めるたびにスコアをチェックしていましたが、なんとデビス・ライリーが勝ち切りました。

「なんと」と言っては失礼だが、4打差、スコッティー・シェフラーと同組ではプレッシャーがあまりに大きいと思ったけれど、一人としては初優勝。

 

不勉強にもこの人は名前を知っているぐらいでピンと来なかったが、去年のズーリック・クラシックで(訂正:アメリカの)ニック・ハーディと組んで優勝していた。

 

日本のアナウンサーがライリーとシェフラーはジュニアの頃から友達だったと言っていたが、全米ジュニアで2年連続2位だったそうです。

こういうことまでよく覚えているゴルフファンがいるからアメリカはすごいと思う。爆  笑

 

 

スコッティー・シェフラーはいつもオジサンに見えるが二人は同じ歳。27歳。

 

リーダーボードの下半分には76、77、79、81を叩いたプレーヤー達がいる。

日曜日は高温と風でフェアウェイも跳ね、コンディションは厳しかったのだろう。

いくつかのホールではグリーン手前のフェアウェイが黄変していたし、グリーン周りのラフも草の高さがまちまちで、安いパブリックコースのようだとけなす人もいたが(見た目はその通り)、2、3年すれば草もグリーンも落ち着いて良いコンディションになるだろうと複数のプレーヤーが言っていた。

 

私に見る目がないのか、このコースはプレーヤー達や解説者達がいうほどタフには見えないが、ドッグレッグが多いからでしょう。それに左右の木の枝や葉っぱが低い。

78年間、同じコースで開催しているというのはすごいと思う。

 

最終日のラウンド後にロッカールームでシェフラーがインタビューに応じていた。

グレイソン・ムーレイとは最近2、3ヶ月親しくなって一緒に練習ラウンドしたり、PGAチャンピョンシップでは同じ家を借りていたそうだ。

シェフラーは3日目のラウンド終了後にムーレイの悲報を聞かされたが、カメラを回してのインタビューは断った。

最終日は一日中、彼のことを考えていたと言っていた。

 

キーガン・ブラッドレーは最終日67、シェフラーと2位タイになった。

今年1番の良いプレーだったと言っていたが、ロッカーでたった2日前にはここにムーレイがいたのかと思うと、悲しかったと言う。

 

最終日のプレーはもう見直す気がしないので、チャールズ・シュワッブチャレンジの話はこのぐらいにします。

 

 

副賞の1975年、コルベット・スティングレイ。