ついさっき、まだホールアウトしていないプレーヤー達は明朝に延期と発表された。
ルイスビルの日没時間は8:49。
ざっと数えたら、終了していないのは7グループ、21人でした。
今日はゴルフネットワークで中継を朝5時から見始めたので、朝スタートグループの多くは終わっていて、留置場から戻ったスコッティー・シェフラーの66も見られなかった。
6バーディーに1ボギー、良いプレーをしている。
ラウンド後の記者会見で、シェフラーはあらかじめ「逮捕の詳細は答えられないがゴルフに関する質問には答える」と言ったが、ほとんどの質問はゴルフに関するとは言え、逮捕されて何を考えたか、スタートに間に合うと思ったか、どうゴルフに影響したかと朝の騒動に終始した。
事実は(目撃者もいる)、PGAチャンピョンシップ大会側からの指示通り、1つのルートでコース入りしようとしたが、プレーヤー達を通すようにと警察に依頼していたのもかかわらず、それを知らなかった警察官が止めようとした。(死亡事故が起こった直後でかなりの数の警察官がいたようだ)
後ろ手で手錠をかけられ、警察で(指紋を取ったり一通りの手続きのあと)オレンジ色のジャンプスーツを着せられマグショットを撮られた。
そして留置場に入れられた。シェフラーは何が何やらわからず、携帯電話は没収されて恐怖とショックで全身が震えて心臓は早鐘のように速かったそうだ。
(笑い事ではない。)
警察のコンピューターが正常に作動していなかったのか、自分のソーシャルセキュリティーナンバーを入れても出てこなかったそうだ。(日本のマイナンバーと同じ。番号を入れれば姓名と生年月日が一瞬で出てくるはず)
最悪。
ゴルフはマイナーなスポーツなのだろう、氏名を言っても警察官達はシェフラーが誰か知らなかったらしい。
逮捕されると一応の手続きをしないと警察から解放されないので、その手続きをして、シェフラーを迎えに行き、コースに連れて戻ったのはバルハラゴルフクラブのオーナーの一人が自ら運転。
留置場の檻の前にはテレビがあり、自分が写っていたという。
ティータイムが延期されたと出ていたので、自分も間に合うかもしれないと思ったそうだ。
コースではウォームアップする時間がないので、心臓が早いのが収まったら留置場内でストレッチしていたそう。
スタートして落ち着くのに最初の2、3ホールかかったと言うが、ラウンド後はファンにサインして、クラブハウスに戻る時、コースに警備に当たっている警察官二人が声をかけて握手していた。
シェフラーは決して警察をネガティブな口調では言わなかった。警察で震えているシェフラーに、励ましてサンドウィッチをくれたそうだ。朝ご飯を食べてなかったから食べたと言っていた。
これらの騒動の後、66のプレーをしたのは大したものだと思うが、記者会見の時のシェフラーは疲労困憊した顔をしていた。
明日からのプレーに響かなければ良いが。
*
(画像はGolfweek USA TODAYから拝借)
午前組のコリン・モリカワが今日65で、−11で長いことリーダーボードの一番上だった。
ザンダー・ショーフェルはフロント9は安定したプレー、10番のバーディーで−13まで行ったが、11番でボギーにして、その後はバーディーがとれず。
1打だけの先行。
松山と同グループだったビクター・ホブランドが−8まで上がってきた。
松山がバーディーを重ね出して、−9は無理でも−8まではいって欲しかったが、私の計算ではバーディーホールの13番でパーに終わったことと14番のボギーが残念至極。
18番はセカンドを10フィートちょっとにつけ、イーグルパットだったが入れられずバーディーで、−7。
言わずもがな、昨日の5番のダブルボギーが悔やまれる。
あんまりたくさんプレーヤーがひしめいているが、2日あればノーチャンスではないと思うので楽しみです。
ブルックス・ケプカはメジャーではやっぱり上位に来るが、内容はあんまり良くないと思った。
10番パー5でのダブルボギーもそうだが、16番では1.6メートル、17番では1.4メートルのパーパットを外している。
ダスティン・ジョンソンはマスターズに続き予選落ちかと思ったが、最終ホール18番をバーディーにしてカットラインで予選通過。
マッキロイは今日のイーブンパー、トータル−5で優勝の目を潰した。
雨の後のラフでフェアウェイを度々逃してはスコアにするのは難しい。
コリン・モリカワの今日のハイライト。ホールがわかりにくいが、10番からスタート。
ずっと雨が降っていた。
スコッティー・シェフラー、66のハイライト。10番からスタート。
全体のハイライト、15分。プレーヤーの名前もスコアカードも出さないとコメント欄で苦情が多い。
ひどい。そのぐらい編集したら良いのに。レイジーな。
ということで、今日はこの辺で。