どんなマスターズも面白い。

今日、惜しむらくは、誰か下から来てバーディーやイーグルでオーガスタ・ナショナルに地響きする大歓声が響き渡り、リーダーを脅かすシーンがなかったことだ。

(シェフラーが脅かされたか疑問だが)

 

そのシェフラーは7番をボギーにして−6でルドビグ・オーベアに並び、8番でバーディー、モリカワもバーディーにして−7で並んだのが最後ではなかったか。

9番でカップインしそうだった2打目でバーディー。−8へ。

モリカワは同じホールでグリーン左前のバンカーから1打で出ずにダブルボギー。−5に落ちた。

 

昔、マスターズで見たシーンが今日も繰り広げられる。ホールや登場人物が少しずつ違うだけだ。

まず、11番でオーベアがセカンドショットをグリーンにランドしたが左に跳ねていき池ぽちゃ。

ここでダブルボギーで−5に落とす。

 

この後、後ろのモリカワもセカンドショットを池に落とす。これは直接池に飛んでいった。

どんなショットを打とうとしてミスしたのか聞いてみたいものだが。

今週1ラウンドと2ラウンドでは11番が最も難関ホールだったそうだ。

どれだけ悲劇が生まれたことか。

 

モリカワは、3ラウンドが終わった後、彼が出場したマスターズで今週ほど難しい時はなかった言った。

 

予選通過者の最下位になったタイガーだが、今週10番と11番はどの日もパーにしている。

強風だった日は10番もかなりのプレーヤーがグリーン左下に落としてボギーやダボにしていた。

ピン方向に打ってはいけない典型だと私は思った。

 

モリカワはここでもダブルボギーにして−3。

 

12番でホーマはティーショットをグリーン奥バンカーの上の草むら(あれはなんの草?)に入れ、アンプレーアブル。ダブルボギーにして−5へ。

 

シェフラーは11番、右からのチップショットがピンを超え、パーを逃して−8に落としたが、それでも3打リード。

もう誰かが追いつけるとは思わなかったが、オーベアは13番で良いセカンドを打って、ピンハイ左につけた。

イーグルパットは5メートルぐらいか、惜しかったが入らず。

(これが入っていれば、れば、れば)

 

しかし、オーベアはメジャーに優勝できるプレーヤーだと多くの人が感じたのではないか。

 

 

14番でシェフラーがピン左に打ちボールがピンの後ろにつけた時は、これで終わったと思いました。(−10へ)

(私は始まる前から終わったと思っていたがてへぺろ

アナウンサーも解説者(加瀬さんだと思う)もゴルフはまだ何が起こるか分かりませんと何度か言っていたが、それは視聴者の興味をつなげるために言っている?

 

16番のティーショットをピン下に打ち、9フィート(2.7メートル)のバディーパットを入れてトドメを刺した。

加瀬さんが「やー強いなー」

 

(シェルファーに)ガッツポーズが出ない。(ガッツポーズは)自然と出るものです。冷静にプレーできているとも言っていた。

 

マックス・ホーマ、73、−4。

ルドビグ・オーベア、69、−7で終了。

 

最終ホール、モリカワは右のツリーラインに入れたが良いボギーパットを入れて、74、−4。

シェフラーはティーショットをバンカーに入れ、グリーン右からのチップをピン越して2フィート。パーセーブ。

最終日68、−11で優勝!

 

優勝の瞬間の直後。キャディーのテッド・スコットと。

 

あんまり感情を外に出さないシェフラーだがグリーン脇に立って、両腕を上げて「ウォーーッ!」

 

優勝スピーチでもテッド・スコットに感謝の言葉を言っていたが、スコットは長いことバッバ・ワトソンのキャディーをやっていた人。

2度のマスターズ優勝も、彼がバッグを担いだ。それ以前は、ポール・エイジンガーやグラント・ウェイトのキャディーもしていたそうだ。

 

今年のマスターズは天候が厳しく、プレーヤーのすべての能力と判断が顕著に出る試合で面白かった。

強風の日、突風に見舞われてショットの結果に運、不運が出た事もあったかも知れないが、終わりには最も強いプレーヤーが4打差で優勝した。

 

私がシェフラーに関して好きな話は、ゴルフレポーターが見たところ、練習場でスイングを測る機械など色々持ってこないのは彼だけだそう。

一緒にいるのもキャディーと長年のコーチのみ、スイングの話をしている様子はなく、話をしては3人で笑っているという。彼のコーチはかなり年配の人だが、優勝スピーチでスイングのコーチだけでなく人生のコーチであったのも恵まれていたと感謝している。

 

シェフラーがPGAツァーに出てきて、上位に行ったり2位になってもなかなか優勝がこなかったのが信じられない。勝つことを覚えると(?)、こんなに強いプレーヤーになった。

 

マスターズの会場に行った人の話では、コースのアザリアは盛りが過ぎており、美しいオーガスタナショナルでプレーするならマスターズを今より2週間早く開催すべきだろうと言っていた。

気候変動はこんなところにも出る!

 

スコッティー・シェフラーの全ショット。

 

 

リーダーボード

 

 

では今はこの辺で。