金曜日のマスターズは、今まで見たマスターズで最もタフなコンディションだった。
私が4日間全てを見るようになったのは2000年。それ以前は、一部は見ても週を通してはテレビ観戦していない。
イーブンパーが良いプレーである試合は見応えがある。見る方も力が入って肩が凝った。
優勝スコアがイーブンパーになる設定にしていた昔の全米オープンのようだった。
他のメジャーと違うところは、言わずもがな同じコースでプレーすること。
それが面白い。どのホールも見覚えがある。
こういうタフなコンディションの日は経験が生きると思う。(生きない元チャンピョンもいたが・・)
タイガーの2ラウンド目のイーブンパーも素晴らしいが、ホゼ・マリア・オラザバルの73!
タイガーから1時間後のスタートだったから、最も風が吹く時間にプレーしたろう。
Masters.comサイトで、全ショットのビデオを見ると驚嘆する。
ドライバーの飛距離は、フェアウェイが下り坂のホールを除きだいたい260ヤード台。
4番240Yは3Wでティーショットしたのじゃないかと思う。グリーン左側にオン。
そして5フィート、6フィート、7フィートのパーセーブパットをことごとく入れている。
(例外は12番、ティーショットがフロントラフに当たり池ぽちゃ、3打目をフロントバンカーに入れ、そこからピン上7フィート(2.1メートル)に打ってボギーセーブパットを外したとき)
タイガーより10年上の58歳!
彼のアイアンスイングは変わっていない。
初日スタート前の練習では、体も固そうなスイングで(失礼ながら)どうなるかと思ったが、1ラウンドはバーディーなしの77。
今日、ホールアウトした時は、予選は通過しないと思っていたのじゃないかと感じる。
最終組より2時間ちょっと前に終わっているのでその頃はカットラインが+4だったはず。
それから+5になり、松山が最終ホールをダボにし、同組のジャスティン・トーマスがパーセーブ出来なかったことでカットラインは+6に変わった。
おかげさまで、11人のプレーヤーが予選通過。ファウラーも18ホールのバーディパットが入らなかった時は予選落ちと思ったでしょうね。
初出場ジェイク・ナップも週末にプレー出来る。マスターズチャンピョンのアダム・スコットも。
松山は自分で自分を救ったことになるから奇妙だ。
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タイガー1ラウンド目の全ショット。8番、9番、10番ホールでは相当風が吹いている。
8分59秒からは翌朝の残りホール。風がひどくならないうちにバーディーを取っておくという計画は(アナウンサーが言った)潰え、朝で気温が低い、まだ体が温まっていない(多分)でシャープさに欠けるプレーだった。
早朝戻ったプレーヤーのうち何人もが池ぽちゃしていた。
2ラウンド目の全ショット。2ラウンド目も9番ホールから風が一層強くなっている。
今日の方がタイガーらしい、ショットとパットが随所に見られる。昨日はパットをショートばかりしていた。
2日間の強風ラウンドで、体を痛めつけたと思うので週末は腰その他が悲鳴をあげるかも知れないが、なんとか72ホール保ってほしい。
ということで、今はこの辺で。他のプレーヤーの話は後ほど時間があれば書きます。
今朝はゴルフを見ていてゴミ捨ての時間を逃してしまった。