2日目は風が出て、雨も時々降ったり止んだりで、カットライン外のプレーヤー達にとってバーディーを取るのは難しかったろう。
ジョーダン・スピースはかなりのホールでティーショットを曲げ、いつものショートゲームとパットも出てこず1打差で予選落ちした。
同じく2日目のジャスティン・トーマスはティーショットはあっちゃこっちゃ行き、アイアンもグリーンを外していたが、ショートゲームとパットで69、トータルで−5でホールアウト。
しかし、3日目は、パットがひどく、パーオンしても3パット、短いバーディパットも入れられず、79も叩いた。
一番長い距離のワンパットが1番ホールの2フィート9インチ。80cm。
2番ホール、9.9メートルから3パット。ボギー。
3番ホール、1.7メートルのパーパット外す。ボギー。
4番ホール、3.6メートルのバーディーパット外す。
5番ホール、1.6メートルのバーディーパット外す。
7番ホール、3.1メートルから3パット。ボギー。
8番ホール、1.2メートルのパーパット外す。ボギー。
11番ホール、2.7メートルのバーディーパット外す。
12番ホール、3.8メートルのパーパット外す。ボギー。
13番ホール、15メートルから3パット。ボギー。
3ラウンド目のスタッツ。パットで獲得したストローク、マイナス7.024
トータルパット数38。 これは珍しい。
ジョーダン・スピースとジャスティン・トーマスは1993年組で、今年31歳。
スピースはツァー13勝、メジャーはマスターズ(2015年)、全米オープン(2015年)、全英オープン(2017年)
トーマスはツァー15勝、メジャーは2017年と2022年のPGAチャンピョンシップ。
スピースとトーマスは上位に行くだけではなく、優勝しないとはっきり言ってツァーは盛り上がらない。
今、スコッティー・シェフラーの1強。今季ということで言えば、次が松山にウィンダム・クラークだろう。
クラークは「ゴルフを知っている視聴者」には人気がない。理由は書く必要がなかろう。
ローリー・マッキロイはユニバーサルに人気が高いが、スピースやトーマスの年齢ではない。
スピースとトーマスは2022年以来優勝がない。彼らはツァーを引っ張っていくアメリカ人プレーヤーなのだ。
若くして成功したプレーヤーが、いつまでも同じペースで活躍することは難しかろうが、トーマスは不調になってから上昇しそうになっては足踏みしている。
アメリカンエクスプレスで3位タイ、ペブルビーチProAmでは6位タイだが、ジェネシスとプレーヤーズチャンピョンシップで予選落ち。
2日間で−5が、3ラウンド終了して+3。この不安定さ。
下位まで落ちてしまったので既に最終ラウンドをプレーしているが、バーディ・ボギーとあまり良いように見えない。
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良いプレーをしていたベテランのケビン・ストリールマンとスチュワート・シンクだったが、3ラウンドの後半でオーバーパーにしてしまった。
最終日もまた風が出ている。大きいロースコアは出ないだろうから、首位キース・ミッチェル−10にから4打差のプレーヤーぐらいまでチャンスがあるかと思う。
今夜はこの辺で。