チャーリー・ホフマンは3ラウンド目の残り9ホールを朝に回り、64で−15、首位のニック・テイラーとサヒース•シーガーラに1打差の3位タイで4ラウンド目をスタート。

 

ただ、3ラウンドを終えて4ラウンド目をスタートする時間節約のため、最終組から2つ後ろの3サムになった。

スコア通りにスタートを決めるなら、スタートの順番はそうはならなかった。

勝負が終わった今、色々と筋書きが変わったかも知れないとも思う。

 

バック9に入る前後からホフマン、シェフラー、テイラーのスコアと順位は目まぐるしく変わる。

10番でホフマンがバーディーにして、−18になったときは他の2人は−17。

テイラーが9番をバーディーにして首位タイ。

 

13番570Yをホフマンがイーグルにして、1打抜け出る。24フィートだから7メートルちょっと。

14番も15番548Yと2連続バーディーで−21。

この時、テイラーが13番終了で−18、シェフラーは14番終了で−17だったから、ホフマンがスコアを落とさなければ分があるかと思ったが、私の予測は大いに甘かった。

 

PGAツァーでは守りの考え方はほとんど通用しない。爆  笑

プレーヤー達はあまりにもタフ。

 

最終組のテイラーには残りホールがたんとある。

 

4打後ろのシェフラーは15番パー5、グリーン左からチップで1.5メートルにつけたがバーディーパットがカップから出た。シェフラーは今週パットが入らなくて遂に癇癪起こしていたが、今日も入ってなかった。

彼の弱点はパットだが、それで世界ナンバーを維持しているのだから、どれほどショットが良いかわかる。

 

ホフマンは16番のパー3、ピン下に打ちかなり長かったがバーディーパットは惜しかった!

 

17番、最終日のピン位置はバーディーが狙えない場所なのだろう。じゃあレイアップしてグリーン手前からチップしても近くに打つのは非常に難しいだろう。ピンに近寄りすぎると奥の池まで転がるのだから。

誰かそうやって落ちていた。

 

私の疑念だが、16番と17番のグリーンは他より速くしてない?キョロキョロ

 

18番434Y、ホフマンはものすごいティーショットを打って、334Y、ピンまで残り93Y。

セカンドはピン左下6メートルへ。私はこれはホフマンのティーショットが飛びすぎたのじゃないかと思ったがどうだろう。

もうちょっと遠い方が寄せられた?

このパットが入れられず、−21。

しかしホフマンは3ラウンドも4ラウンドも64。

 

私はホフマンが勝つと良いなと思っていたが(理由は後で)、プレーオフに行けば不利になると思ったので、最後の3ホールでもう1つ凹ませて欲しかったが、64で勝てなかったらしょうがない。

 

テイラーは16番でバーディー。

18番はティーショットを右ラフへ入れたが、セカンドをピン上2.8メートルにつけ、このバーディーパットを入れて−21。

 

テイラーは最後の4ホールで3つバーディー。

ホフマンがホールアウトしてからプレーオフが始まるまで50分以上あったのに比べ、テイラーはこのバーディーの勢いのままプレーオフ。

 

プレーオフ1ホール目はホフマンは変わらず良いティーショットを打ち、テイラーに先にバーディーパットを入れられた後、横からのバーディーパットを入れたが、エネルギーはそこまでだったのか、プレーオフ2ホール目ではティーショットを左バンカーへ。

ホフマンはピン左8メートル半。

テイラーはピン下3.3メートル。

ホフマンのバーディーパットは届かず、テイラーは上りパットを良いスピードで打って優勝!

 

カナダ人、ツァー4勝目、35歳。

 

今週2日目だったと思うが、テイラーは長いパットが入っていた。

外した時も、ラインがよく見えているなと感じた。

度々、パーセーブパットや勝負がかかったバーディーパットを入れていた。

 

勝負がついた時、お互いに握手するホフマンのキャディーが悲しい顔をしていた。

47歳、ここまで来て一歩及ばなかったのは悔しかっただろう。

 

チャーリー・ホフマンは7、8年前まで、いつもいつも10位や15位に入っている人で、ゴルフファンタジーピックに欠かせないプレーヤーだった。つまり優勝しなくても予選落ちが少なく、ポイントゲットに間違いがない。

ここ2、3年はフェデックスポイントで125位以内も維持できていないが、これほどのゴルフ力がある。

 

今日彼を応援していたのは、先日ケビン・キズナーが(今週はコースレポーターをしていた)、インタビューでチャーリー・ホフマンは表舞台には出てこないが、PGAツァーのプレーヤーディレクターの一員として最も献身している、個人的には自分の不利になる案件でもツァーのためになると思う方に投票すると言っていたことのせいもある。

 

プレーオフでは負けたが、来週のジェネシス・インビテーショナルの出場資格を得た。

彼はサンディエゴ出身。ネバダ大学ラスベガス校。

ウェイストマネージメントがスポンサーで、ゆえにこの試合に限らずいつも緑のゴルフシャツと緑のゴルフグラブをはめている。

 

この試合では近年どんどんギャラリーのマナーが悪くなっていたが今週は特にひどく、大会側は改善を要求されると思う。今の人は、ひどいことをして仲間が面白がってビデオに撮りそれをSNSでアップするので大会側も見て見ぬふりは通らない。

ネットにアップするのは憚れるビデオもあった。

ゆえに、土曜日はとうとう入場者が入るのをストップし、ビールの販売も停止した。

 

最終日ハイライト。

 

 

リーダーボード