川崎国際は、立地が良いので平日でもいつも混んでいるコースで、4サムでとるのは至難の業とみんなが言う。
立地が良いゆえ、シニアも多い。
免許を返納した人、遠くにゴルフしにいくのはキツくなった人には来やすいコースだから。
私もその類で車で10分(この前は混んでいて20分もかかったが)、車がないときはタクシーで来れる。
同コースを回り出して7、8年かな・・。
今までハーフ2時間20分が最速記録、確か8時ぐらいのスタートだった。
以来、2時間半を切ることは極めて稀、ここ1、2年は2時間40分は早い方、2時間50分も稀ではない。3時間もあった。
この前は前半3時間5分、後半も3時間分だった。キャディーの絶大な助けがあってもそうである。
スタート前、前の4サムの男性達を見て、これは今日は長くかかるなと覚悟したが、なんのなんの、我々女性4サムもかなり時間がかかった。
それでも1ホール丸々空いたことはなかったろう。パー3で待つこと度々だったし、ティーグラウンドでも何箇所もで待った。
と言うことは、全体がノロノロノロノロ、誰もペースを出来るだけ早くしようと努力していないとみなしていい。
これだけノロいのに、いつもの、非現実的な「ハーフ2時半15分で回りましょう」という表示もGPS画面に出なかった。
ペースが遅くて、努力を促すコースマーシャルが来たことはただの一度もない。
先日のラウンドでは、もう年寄りが多いのでコース側は諦めているのだろうと推測した。
それはやっぱり許されないのではないか。
80代、その前後でゴルフに来ている人はおそらく何十年とゴルフをやってきた人達だろう。
20年前30年前は、きっと今より飛びスコアもよく、歩くのも早かったに違いない。
肉体の衰えは誰しもに来る、ゴルフ力が落ちるのは必然、が、彼らは落ちたゴルフ力と体力で昔と同じように「真面目」にゴルフをやっているのが遅くなる大きな原因と感じる。
真面目でズルをしない、スローペースで人に迷惑をかけない時には素晴らしいが、バンカーで何度も打つ、崖に降りようとする、平地で歩くのもやっとかっとなのに、上り傾斜でカートに乗ろうとしない。
4サムのうちの一人がこうでもペースは遅れて、挽回するのは難しい。
4サムのうち全員がこうならそれは延々とかかる。
「ズルをする」という表現は聞こえが悪いが、割り切ってボールを拾ったらどうだろう。
「バンカーからはもう無理なので横から打ちます」とか、変なところに飛んで行ったら、フェアウェイの適当なところにボールを置いてそこから打っていいのじゃない?
おばあさん、おじいさんがそれをやって誰が咎めるだろう。
友達と楽しくゴルフするのが目的ならば、ゴルフ場のために、割り切ることが必要だと思う。
我々についた女性キャディーは、なんとかペースを上げようと必死だった。気の毒に。
それでもおばーさんに失礼なことは言えない・・また勧めても頑固にアドバイスに従わない人もいた。
日本人の真面目すぎる気質もスローペースに貢献していると思う。
明日は(今も?)、黄砂が降るそうで、気管支喘息や肺疾患がある人は外で激しい運動はしないようにと天気予報にあった。マスクしてゴルフしよう。
うちの近所は街路樹が桜か花水木。これは先週金曜日。