この試合にタイガーは8回も優勝していて、それほどタフなコースとは認識していなかったが、彼も2009年には−5で優勝しているからタフなコースが、コンディションによって相当難しくなるのだろう。
いつぞや、松山がPGAツァー中で一番難しいコースはと聞かれて、ベイ・ヒルと答えたのは意外だった。
今週は最初の3日間風が吹いて、タフな試合になった。
今日最終日のショットを見ていると、グリーンが硬くて速い!
例年より硬かったのではないか。
グリーンにランドすると止まらず奥や左にこぼれることしばしば。
私がネット中継にこだわるのは、iPhoneをベッドに置いてつけっぱなしで寝られるからだ。
寝るときにつけっぱなしにしていたのが、特定ホールの中継で、途中フィーチャードグループの中継に変えた。
ちなみに、U-NEXTは中継画面にして画面をタップすると画面上方に、メインフィード、フィーチャードグループ1組目、フィーチャードグループ2組目、特定ホール1箇所目、特定ホール2箇所目という5箇所の小窓が出てくる。
全部それで見るのはよほど大型テレビじゃないと小さすぎると思うが、そこからどれを見るか選べる。
(前の記事ではどういう仕組みかわからなかったので訂正します)
起き出してメインフィードを見るのはトップグループがバック9に入ってからと思った。
最初ジョーダン・スピースがどんどん順位を上げて、ここがスピースの怖いところと思ったが、−10にまで行って14番で短いパットを外した。グリーン周りからのショートゲームはツァー随一と思うが、あのチップがちょっとショートして嫌な顔をしていた。
それでもたった5フィート4インチ。1.6メートル。
その次のホールでは3フィート8インチ、たった1.1メートルを外した。
16番パー5でも5フィート8インチを外してバーディーならず。どれもそれほど曲がるラインではなかったと思う。
酷い。
しかし、スピースはティーショットを度々左に打ち込んでいた。
次に首位に出てきたのが、13番でバーディーにしたローリー・マッキロイ。
しかし、14番パー3で左バンカーに入れ、あれはつま先下がりのライだったのでは?良いバンカーショットだったが硬いグリーンで止まらずボギー。
15番でもティーショットを左の木の下のラフに打ち込みボギー。−7まで落ちた。
マッキロイは良いスイングする時は、ツァー一番だが、悪いスイングした時、素人目にもすぐわかるのが可笑しい。足と足の間が緩むというか・・。
スピースは17番211Yで右奥ラフに入れ、パーセーブできず。18番パーで、−7。
ハリス・イングリッシュは今日ボギーなしで、一番真っ直ぐ飛んでいるように見えたが、硬くて早いグリーンでなかなか長いパットは入らない。
イングリッシュもマッキロイも16番はバーディーで−8へ。
マッキロイはフェアウェイから残り179Yを、グリーンの右端にしか打てないのがねー、アイアンショットの精度が悪い。
18番、イングリッシュとマッキロイは似たラインだったと思う。ピン左上。
イングリッシュは5.6メートルのパット、カップ右、ローサイドに落ちた。
それを見ていてマッキロイが打ちきれなかった、あーーー。3.1メートル。
ここら辺がタイガーと違うところだ。(みんなタイガーとは違うわけだけれども)
ずーっとバック9をパーで凌いていたキタヤマ、17番でピンハイ4メートルに打った。
ピンハイに打ったら、プロは入れる。
あれを入れたナーブが凄い。このところ良いプレーをしていたので、力は十分ある。
ラウンド直後のインタビューで、18番はグリーンに乗せることだけ考えたと言っていたが、左ラフからよくグリーンに打ったと思う。
最後のパットも素晴らしかった。
この試合初出場で優勝。長いことヨーロッパツァーで頑張っていたが、PGAツァーに来て2シーズン目、大きな試合に勝った。トッププレーヤー達を抑えて優勝。
ということで、ジェネシス・インビテーショナルといい、今週といいトッププレーヤー達が勢揃いして優勝争いする試合は面白い。PGAツァーの方向転換はしてみるとグッドアイデアなのかも。
今から来客のランチを作るので、この辺で。