今朝早くの雷はすごかった。午前2時でした。

雷は普通、ちょっと距離があるときはピカッの後に、ゴロゴロドーーーン。

すごく近ければ、ピカッとほとんど同時ぐらいに、シャリシャリシャリドッカーン、という感じだと思う。

今朝のは、そのシャリシャリシャリが、長く続いて、このマンションの上空が電気の雲で覆われているようだった。

 

あのパターンは初めての経験。ひょっとして高い山に登っていて雷が近いところに落ちるとああいう感じなのだろうか?

 

今日午前中にクリニックに行く時も遠雷が鳴り、機械式駐車場のガレージを上げる時に嫌だった。外に傘さして立って、ガレージも鉄だし。爆  笑

 

東北はえらい量の雨が降って、ゴールデンウィークに行った地域で道路が濁流になっている。

昔はあんなに雨が降ることはなかったと思う。

8月に激しい雷雨はあったが、1時間に100ミリも150ミリもの雨が降った記憶がない。

 

今や日本はメコンデルタ?

 

 

日本でもネットニュースには既に出ているが、LIVゴルフに行ったプレーヤー11人がPGAツァー相手に訴訟を起こした。

フィル・ミケルソン、ブライソン・デシャンボー、テイラー・グーチ、ハドソン・スワフォード、マット・ジョーンズ、アブラハム・アンサー、カルロス・オーティス、イアン・ポルター、パット・ペレス、ジェイソン・コクラック、ピーター・ユーレイン。

 

PGAツアーのメンバーのままLIVゴルフに出場したためPGAツァーから出場停止になったプレーヤー達。

 

訴訟は、PGAツアーが反トラスト法に違反しているというもの。反トラスト法を日本語の独占禁止法にそのまま訳していいのか、私には分からないので、反トラスト法と書いておきます。

北カリフォルニアの連邦地方裁判所に訴訟を提出。

 

これは最初から予想されていたことで、ゆえにダスティン・ジョンソンはツァーを脱会した。記者会見で、「(脱会したのは)リーガル・トラブルを避けるため」とはっきり言っていた。

 

上記の11人のうち、テーラー・グーチ(フェデックスポイント20位)、マット・ジョーンズ(同62位)、ハリソン・スワフォード(同63位)は、PGAツァー出場停止の一時差し止めの訴えも起こしている。

言わずもがな、来週のセント・ジュードちゃんピョンシップから始まるフェデックス・プレーオフに出場するため。

 

この訴訟を受けて、PGAツアーコミッショナーのジェイ・モナハンは、再び手厳しい言葉で彼らを糾弾し、「我々は、これからもツアーメンバー自らによって作られた規約を守っているプレーヤー達を守っていく」というメールを送ったそうだ。

 

またPGAツァーは先週、出場停止になっているプレーヤー達を除いた、フェデックスポイントランキングを作っている。(これで、リッキー・ファウラーは125以内に入ったそうだ。現在124位)

 

LIVゴルフのCEOグレッグ・ノーマンは、これより以前に、もしプレーヤー達がPGAツァーに対して法的手段をとるならばLIVツァーが援助すると言っている。

 

テーラー・グーチは、最初の試合、ロンドンでのイベント1回だけ出場するつもりで、LIVゴルフは一度参加すると年間の試合全て出場しなければならないとは知らなかったとメディアに語ったそうだ。ポートランドの試合の後だったと思う。

 

もしそうなら大概おめでたい、エージェントが詳細まで説明しなかったのかも知れないし、自ら確認せずイエスと言ってしまう人物なのか、いずれおめでたい。

 

私に言わせれば、ピーター・ユーライムも図々しい。彼はフェデックスポイントでプレーオフに進める位置だったのはたった1回、2017−2018年のシーズンのみ。64位。

あとは133位、166位、175位、今シーズンは15試合に出て予選通過7試合。5試合連続予選落ちと3試合連続予選落ちがある。フェデックスカップランキング213位。

 

ツァーカードを維持する実力がないのに、PGAツァーに出してくれはないだろう。LIVゴルフだからこそ、契約金を払ってくれた。

ほんとに、彼らの神経は理解に苦しむ。

 

 

それから、フィル・ミケルソンは、オフレコと思ってインタビューで、「(サウジアラビアは)殺してバラバラにする国だ、怖い国だよ」と言ったことが外部に出て、ツァーからしばらく遠のくとのコメントを発表して雲隠れ?していたが、あれは3月にPGAツァーが、ミケルソンが他のプレーヤー達を「(LIVゴルフに)勧誘した」罰として出場停止を課していたそうだ。

 

マスターズもPGAチャンピョンシップにも出なかったとき、サスペンションを食らったのではないかという噂はあったのですが。

 

 

この混沌に、あいにく9月20日からプレジデンツカップが始まる。

アメリカチームのキャプテン、デビッド・ラブIIIの記者会見でのコメントはかなり強いものだった。

 

 

「LIVゴルファー達はPGAツァーに訴訟を起こしておいて、ツァーに出場したいと言う、PGAプレーヤーはもううんざりしているんだ。」

「我々(プレジデンツカップ出場プレーヤー達)は、PGAツァーとも、USGAともPGAオブアメリカとも違うんだ。PGAツァーのルールは我々プレーヤーが作ったものだ、そのルールに従わないで、自分らの出たい試合だけ出させるなら、我々はプレジデンツカップに出場しないっていう手もあるんだよ。」

 

デービス・ラブIIIの怒った顔やムッとした顔は、コース上でもコース外でも見たことがないが、これを話す彼はかなり怒っていたと思う。

 

LIVゴルフに行ったからって友達には変わりがないから、(試合で)会えば今まで通りに話すし、前と同じだよと言ったプレーヤーがいたが、プレジデンツカップやライダーカップはチームプレーゆえ、なかなかそうはいかないでしょうね。

 

 

ここら辺がLIVゴルフとそのプレーヤー達の根本的に間違っているところだと思う。

既成の組織を抜けて、新しいゴルフツァーを始めたのなら、なぜその新しいツァーを魅力あるものにすることにエネルギーを費やさないのか。

 

なぜ古巣の試合に出たがるのか?お金じゃないことは確かでしょう。LIVゴルフの優勝賞金額は、PGAツァー2勝するよりまだ大きい。契約金は勘定に入れなくてだ。

 

魅力あるゴルフにすれば、TV中継もとれるだろう、才能ある若者も入ってくるだろう、スポンサーもつくだろう。

たかが3試合が終わっただけで、もう返してくれと言っている。

 

全く意味不明の訴訟だ。