LIVゴルフの方は日本の夜10時ライブストリーム中継開始。
最初の15分はツアーのPRビデオ、解説席でのグレッグ・ノーマンの話などがあって実際ショットガンでティーオフしたのは10時15分だった。（現地午後2時半）
1番ホールから始めたのじゃないかと思うが、ダスティン・ジョンソン、フィル・ミケルソンの組はティーグランド後方と脇にかなりのギャラリーがいた。
同組の最後の一人は、私は誰か全く分からなかったが、JGTOでプレーしているスコット・ビンセントというプレーヤー。先日のミズノオープンに優勝しているが全然見ていなかった。
ジンバブエ出身で30歳。
私はiPadでGolfTV（RBCカナディアンオープン）を見て、iPhoneでフェースブックからLIVゴルフを見ていた。
LIVゴルフは普通のヨーロッパツァー中継を見ているような感覚だった。アナウンサーはヨーロッパツァー中継で聞き覚えがある男性二人と、女性一人、アメリカのゴルフチャンネルからLIVゴルフに引き抜かれたジェリー・フォルツも入っていた。（彼は長年、LPGAの中継でオンコースレポーターをしていた。時々PGAツァーにも回る。）
普段のヨーロッパツァー（DPワールドツァー）と中継の質は劣らなかったと思う。
主にはフィル・ミケルソンのグループ3人、他にリー・ウェストウッド、ガルシア、イアン・ポールター、ケビン・ナ、香妻陣一朗や木下、ケビン・ナ、チャール・シュワーツェルらが写る。
他のアジアンツァーからのプレーヤーは、私は名前も知らないし、顔やスイングを見ても見覚えがなかった。
風があったので、それほどロースコアは出ていない。
ネット中継は、左のリーダーボードのプレーヤーの名前が縮められたいるので、誰が誰か分かりにくかった。
こんな感じ。これはフェースブックで見ていた時で、その時点で5200人が視聴している。
YouTubeで見ていた人の話によると8万8千人と言っていた。
世界各国で、ライブストリームサービス（日本からDAZN）で見ている人もいたろうから、YouTubeとFBを足した人数よりはるかの多い人が視聴したのではないか。
もちろんテレビの比ではないでしょう。
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プレーが始まって1時間余たった時、PGAツァーの委員長ジェイ・モナハンからLIVゴルフに出場しているPGAツァープレーヤーはサスペンド（出場停止）するという声明文が出された。
これが言葉の選択が強烈で、びっくり。
全部訳す必要はないと思うので、肝心な点は、
「LIVゴルフに出場したプレーヤー、これから出場するプレーヤーは、PGAツァー、プレジデンツカップ、コーンフェリーツァー（下部ツァー）、PGAチャンピョンズ（シニアツァー）、PGAツァーカナダ、PGAツァーラテンアメリカへの出場を停止する。
すでにPGAツァーから脱会したプレーヤーは、今週のRBCカナディアンオープンが終わり次第、フェデックスカップポイントリストから削除する。
これらのプレーヤーは、ノンメンバーとして、あるいはスポンサー招待で、また他の出場資格でもPGAツアーには出場出来ない。
PGAツァーから脱会していないプレーヤーについては、ツァーの出場優先順位やフェデックスプレーオフの出場資格も保証する。このプロセスは逐次知らせる。」
（メリー注：これはPGAツァーメンバーを保つプレーヤーは、今季稼いだフェデックスポイントは有効のまま保留するという解釈ではないかと思う。）
オレゴン州の試合から出場すると言われるブライソン・デシャンボーとパトリック・リードは、試合でティーオフしてこの出場停止にすると思われる。
カナディアン・オープンも全米オープンの前の週で派手な試合ではないが、LIVゴルフロンドンのリーダーボードも、これは誰だっけ？という名前が多く、魅力に乏しい感がある。
例えばこの試合で、アジアンツァーからの、欧米のゴルフファンは名前を知らないようなプレーヤーが優勝して賞金＄4ミリオンを獲得したら、PGAツァーからごそっとLIVゴルフに向かうのではないか、とグレッグ・ノーマンは言ったらしい。
１つあるのはゴルフ道具やウェアの契約金だ。トッププレーヤー達、トッププレーヤーでなくともブランドの看板を背負えるプレーヤーは、我々の想像以上に契約金をもらっているらしい。
LIVゴルフは、今はプレーヤー達に好きなメーカーのクラブを使い、好きなウェアを着ることを許しているが、これは2年以内に禁止になり、彼らが提供するユニフォームを着ねばならないそうだ。
ゴルフメーカーからの契約金が全く入らなくなると、ではそれに見合うだけの報酬をLIVゴルフからギャランティーされるかというソロバンになる。
それは心が動かされている人はみんな密かに計算しているに違いない。
ということで、スコッティ・シェフラーはマスターズに勝ち、ジャスティン・トーマスはPGAに勝った。
ローリー・マッキロイ、ジョン・ラームらが強いゴルフを見せないといけません。
