今日の午後、娘が孫の大学があるルイジアナ州に発ったが、ロスアンゼルス空港はガラガラで、セキュリティーチェックも自分の前に並んでいるのが2人だけ。あっという間にゲートに入ったそうだ。デルタ航空は国内便でも、打席を1つ置きにするので、娘はいつもデルタにしている。いつもと言っても、パンデミック以来2回目だが。

 

ゴルフトーナメントの為に移動するゴルフメディアらも、よくデルタを褒めている。座席を1つ置きにする航空会社は少ないらしい。わたしが知る限り、その分値上げしないところが偉い。もちろん客にマスクは義務だから、しない人は乗せてもらえなかったり、途中どっかで降ろされる。なんという我儘で、傲慢な人達だろう。

 

慢性の咳が良くならず喉の検査をするので、当分は帰国できないが、日本帰国便は混んでいるのだろうか?日本はGo To キャンペーンが終わったら、今度は Go To Travel キャンペーンをやっているのですね。調べたら2月1日までらしい。残念。ニヤリ 残念と言っても、わたしの歳ではワクチンが出来るまで出歩くのははた迷惑でしょう。

 

 

さてさて、今週のPGAツァーはラスベガス開催のCTカップ。僻み根性で言ってるようでナンだけれど、あまりにコースが人口的で、どうも好きになれない。雨がほとんど降らない砂漠で(砂漠で何もなかったからカジノを作ったわけだ)、コースに200種類、2万本の木を植えた。

 

そういう意味で、わたしはほとんどのピート・ダイ設計コースは好きじゃない。

 

シャドー・クリークのコース自体は良いコースだと思う。トム・ファゼィオで良いデザインに見える。練習ラウンドをした後に、ローリー・マッキロイは、今までプレーした中で最も良いグリーンだと言ったそうだけれど、それはちょっと褒めすぎかも知れない。

 

前の週、ヨーロッパツァーのBMWチャンピョンシップ優勝のテレル・ハットンが初日65。このプレーヤーは最近一挙に強くなった。調子が良いプレーヤーはアイアンの音が違うように思う。3日目にちょっと落ちたが、最終日も65で3位タイに盛り返した。

 

首位ラッセル・ヘンリーに3打差でスタートしたザンダー・ショーフェル。彼を高く買う人は多い。弱点がない全て揃ったプレーヤーだとは思うが、日曜日、どうも勝てない。自滅ということじゃないが、誰かが自分より良いスコアを出して、結果1打、2打足りなくて終わる。2017年から2018年のシーズン以降、最も2位が多いプレーヤー。8回だそうだ。アベレージスコア67.544。これで4位。今日は、ジェイソン・コークラックが64を出したので仕方がなかったかと思う。

 

コークラックは時々、すごいロースコアを出す。35歳、彼が優勝したことがなかったとは知らなかった。ラウンド直後のインタビューで、今まで勝てなかったのはパットが他の分野に比べて弱かったのかと聞かれていた。

 

キャディーがパターを36インチにしたらどうだろうとアドバイスして、以来パットがよくなったそうだ。彼のキャディーとはミニツアーやウェブ・ドット・コムツァーで一緒にプレーしたという。チームになって3年半。コークラックの方から頼んだそうだ。

 

(加筆)PGAツァーのプロファイルでは彼は6フィート4インチになっているから193cm。36インチの前は何インチだったのだろう?普通の女性だと33インチ使いませんか?

 

話は前後するが、コークラックとザンダー・ショーフェルはジェイソン・デイと同組だった。デイは首の痛みで2ホール目で棄権。2サムになった彼らは、ただでもペースが遅いラウンドで毎回待つことになったと言っていた。

 

ジェイソン・デイは健康な時がないほど、故障や病気が多くて、タイガーよりはるかに早い年齢で、タイガーのように故障ばかりのプレーヤーになってきた感がある。もったいないですね。

 

面白かったのが、優勝のコークラックはラスベガスのホテルMGMの契約プレーヤー。帽子のロゴに気がついて、なんとパーフェクトな優勝者だろうと思った。

BET MGMという字が読めると思う。このゴルフシャツの模様も変わっている。スタンプラリーのスタンプのような。

 

 

 

トロフィーは何のレプリカでしょう?表面に黒い字でハングル文字が彫ってあるように見える。

 

 

ケープカがテレビにあまり写らなかったので、今日はテレビ中継をつけ、iPhoneでフィーチャードグループのライブストリームを見ていたが、長いこと試合に出ていなかった故のプレーだったと思う。ま、そのううち調子を上げるでしょう。

 

松山はパットが入らなくて、見ている方も泣きたくなる。本人も時々天を仰いでいましたね。パットが悪くなってもうだいぶ経つ。ツァー再開後に変えたのか、最近は随分トウアップに構えているように見える。誰かアドバイスしてあげてっ!ショボーン

 

リーダーボード

 

 

今週もミケルソンはPGAチャンピョンズの試合、ドミニオン・エナジー・チャリティークラシックに出場した。CTカップに出場せず、シニアツァーを選んだ理由に、「あのコースではもうたんまり稼いだから、行くメリットがないし」とジョークを言った。これは2019年11月に、シャドー・クリークGCでタイガーとのマッチプレーに勝って$9ミリオン獲得した時のこと。ミケルソンらしいジョーク。

 

この試合はバージニア州リッチモンド開催だが大雨が降り、ミケルソンは昨日1日で36ホールプレーした。「カートに乗ってプレーしたから、それほど疲れなかった」とミケルソン。爆  笑

 

13年も優勝から遠ざかったいたマイク・ウィアー。最近は時々良いプレーが見られたが、優勝争いまで入ることはなかったと思う。今週2ラウンド目に63を出し、−13で単独首位で最終日スタート。ミケルソンには3打開けていたが、やっぱり足りなかった。

 

ミケルソンはシニアツァーで、ブンブン丸デシャンボーのゴルフをするのだから、たまりません。どのホールもドライバーでティーショット。バックスイングではジョン・デイリーのようにクラブを長く回す。クラブヘッドは左膝に届かんばかり。

 

ティーショットが曲がったところで、どこからもグリーンに乗せてくる。見ているチャンピョンズツァーの常連はムッとしたのじゃないかと思った。爆  笑

 

13年ぶりの優勝を逃したウィアーには気の毒だったが、バック9に短いパー4が2ホールもあり、16番と18番のパー5でミケルソンに2オンされては太刀打ち出来なかった。

 

ミケルソンは、PGAチャンピョンズの試合に2試合出場2試合優勝。彼が出場するようになって、チャンピョンズツアーを再び見るようになった。日本では中継がないと思うが、これも残念。

 

ミケルソン、最終日ハイライト。

 

 

 

 

 

リーダーボード

 

来週はロス近郊でZOZOチャンピョンシップ。見にいけなくて、悔しい。