3日目の記事をアップして、誤字に気づいたので編集してクリックしたが、「公開」になっておらず、最終ラウンドが終わってアップの間の抜け方。夜はよくインターネットの接続が不安定になる。

 

最終日の今日もテレビ中継が始まるずっと前からネットストリーム中継でタイガーとトム・ホギーのプレーを見ていた。1番ホールでセカンドをメーカブルの距離につけたのに、3メートル弱からまたパットに勢いがなく、へにょって、またですかとがっかりしたが、4番と5番でバーディをとって、パットも明らかに良くなっていた。最終ホールをボギーにしたのは残念だったが、67。トータルでアンダーパーにして終えた。

 

全ては試合から遠ざかっていたことによる、試合勘の鈍さではないかと感じる。5ヶ月も試合に出ていなかったのはタイガーぐらいのものだ。復帰したのが難しいコースのメモリアルトーナメントにメジャーだ。

 

タイガーは今週新しいパターでプレーした。ニューポート2と似た型だが、スコッティ・キャメロンがタイガーのために特別に作ったもの。シャフトが長いからあまり前傾しなくてパットの練習が出来るためだそうだが、試合で使うのは初めて。今日の入りぐらいなら今後も使うのではないか。

 

1週休んでフェデックスプレーオフシリーズに出場する。今週、腰をかばうような仕草も見られず、ショットの行方を見るために走りのぼる姿も見られたので、大丈夫でしょう。

 

 

タイガーのプレーを見ていて気がついたのが、ピンポジションが昨日までの3日間より容易なところに切ってある。バーディホールがたくさんある。午前中は大した風もなかったが、これで午後も風が吹かなかったら、バーディフェスティバルになるじゃないか・・つまらん。

 

3番でダスティン・ジョンソンがボギーを打って、ー9が5人になった。マシュー・ウルフが10番でイーグルにして、これもー9。

 

ダスティン・ジョンソンが引き放さないと、フィナウやモリカワやデシャンボーに追いつかれてるぞと思って見ていたが、ジョンソンはアイアンを左に打ち込んでばかり。

 

最終組もバック9に入ったあと、ー10が7人。ジェイソン・デイ、ポール・ケイシー、モリカワ、最終組のスコッティー・シェフラー、マシュー・ウルフ(終了)、ダスティン・ジョンソン。

 

均衡を破ったのはコリン・モリカワ。メジャーに勝つときは運もあるとはよく言ったもの。14番、モリカワはティーショットが右ラフに行くと思ったようだsが、最後に左に転がってラフには入らなかった。こういうところが勝負の分かれ目になるものだが・・とテレビを見ながら思った。残り149ヤードからなぜかグリーンにショート。あれは少し噛んだのだろうか。本人、ちょっとムッとした顔をしていた。

 

なんとそのショートしたグリーン右下からチップが入った!これで1打抜け出てー11。この時点で五人がー10にいたが、この1打先行は精神的に大きかったでしょうね。

 

16番294ヤードをデシャンボーは3番ウッドだと思うが、ピンハイ右のバンカーの上のラフへ。このイーグルパットが入らなかった。ー10へ。

 

そして、ダスティン・ジョンソンは14番でティーショット左ラフ、セカンドを左バンカーに入れー9に落とした。これでかなり厳しくなった。

 

トドメが、モリカワ16番のドライバーでのティーショット。するするとグリーンを上り、ピン下メートルへ。ギャラリー無しとはいえ、マーシャルやメディア、大会関係者が見ているから歓声が起こった。次のティーグラウンドにいたポール・ケーシーは呆れたように見ていた。

 

モリカワはイーグルパット入れてー13。

 

残りホールが少ないので、現実的にはケーシーが17番と18番で2打縮める以外、届かない。

17番と18番も手堅くパーにして、モリカワ、64、13アンダーで終了。

 

ポール・ケーシーは43歳。若い頃メジャーで何度も上位に行き、彼もまた最終日にスコアを出せないタイプだった。今日、ー7でスタート、プレッシャーでミスを出すことなく66をポストしたがプレーオフにさえ持ち込めなかった。コリン・モリカワの年齢と同じぐらいツァーでプレーしてきたはず。

 

 

ダスティン・ジョンソンは昨日良いパットを使いつくした感じもあったし、アイアンで左にばかり打ち込むのは、やはりプレッシャーで自分のゴルフが出来なかったのかとも思う。

しかし、16番と18番でバーディ、11アンダー。ウィングドフットの全米オープンも優勝候補の一人でしょう。

 

これまた、もう一度ぐらいメジャーに勝っていいと思うのがジェイソン・デイ。今週は調子を上げてきているなと思った。彼も腰痛持ちだが、今週は腰が硬くてかがむのが辛いというシーンも見なかったで、これから期待したい。

 

普通の試合でも最終日は崩れるトニー・フィナウが今日はデシャンボーと同組で良いプレーを維持したのは良い意味で意外だった。

 

最終組で回ったスコッティ・シェフレーも、68で回り、初メジャーでは良いプレーだったと思う。

 

さて、ブンブン丸のブライソン・デシャンボー、今日は何というか必死にプレーしている様子で好感が持てた。ラウンド後のインタビューでコリン・モリカワの事を聞かれ、「とても良いプレーヤーで人としても良い人だ。ショットが正確で羨ましい。いつか僕もあんな精度で打てるようになりたい。」と言って、わたしは椅子から転げ落ちそうになった。

 

デシャンボーは時折傲慢で鼻持ちならない態度をするが、こうやってひどく可愛い時もあるのです。同じツァープレーヤーのゴルフ力を「羨ましい」という人は初めて聞いた。

 

フロント9で4つバーディを取った時は、彼が勝つかと思いました。プレッシャーがかかるからか、パットが入らなくなっていた。

 

彼は自分の目指すゴルフがあるのだと思う。肉体改造からして飛距離を伸ばしたのは飛距離が圧倒的に有利になると思ったからだろう(実際どう見てもその通りだ)。この先、どこを目指していくのか、たどり着いたところからコースマネージメントを組み立てていけば、さらにスコアを出せるようになるだろうし、ショートゲームもクラブから変えていくかもしれない。面白いプレーヤーだと思う。

 

 

今年初めてのメジャー、しかも観客無しで、何とか無事に終わりました。爆  笑 観客なしというのは、メジャー出場経験の少ないプレーヤーや上位に行ったことがないプレーヤーには有利になったと思う。

 

普通のトーナメントを違い、観客無しは堪えます。

 

コリン・モリカワのハイライト。音楽は消してごらんください。ショボーン

 

 

 

 

タイガーのハイライト。みんな音楽のことをけなしています。

 

 

 

 

 


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