記事の書きかけで「公開」をクリックしてしまったので(これが最初ではないショボーン)、削除して続きを書きます。

 

 

日本のツァーは帰国時に見るのみだったので、どの試合がメジャーかさえ無知だったが(日本オープンを除き)、このシーズン最終試合はメジャーなのですね。30数人のプレーヤーの試合をメジャーとするのは、わたしは疑問に思うが、誰もそうは解釈しないのだろう。

 

出場資格はその年の優勝者と賞金ランキング25位以内のプレーヤーだそうだ。今年のフィールドは小さかったのでは?何しろ複数回優勝者が多い。

 

鈴木愛7勝、渋野日向子4勝、申ジエ3勝(最後の2、3試合いまいちだったのは親指の付け根の痛み?彼女は渋いプレーヤーになりましたね)、勝みなみ2勝、桃子ちゃん2勝(いまやベテランの年齢に入る上田桃子をちゃん付けで呼ぶのは可笑しいが)、畑岡奈紗もかけもちなのに2勝もしている。

 

今年は39試合ですか、恵まれていますね。いっとき、日本LPGAは優勝者の名前が主には韓国人のアジア人プレーヤーが大半な印象があったが、若い子が続々と出てきて日本人が挽回しているのでしょうか?

 

 

鈴木愛が今年の賞金ランキング1位になったが、2年ぶりと言う。まだ25歳で2年ぶり!

歴代の賞金王を見ると、すさまじく強かったプレーヤーがいる。不動さんが2000年から2005年まで6年連続。1年で10回優勝している年もある。アニカみたいだ。

 

1982年から86年まで5年連続が台湾のト阿玉さん。ほかに89年と91年も賞金王。年間9勝したのが3回、7勝したのが2回。彼女はほんとに強かった。全盛期のころ、わたしはテレビで見ていました。細い、細い人で、身長を記載したものが見つからなかったが長身に見えた。

 

 

 

 

樋口久子さんは9年連続を含め11回も賞金王になっているが、わたしは彼女のプレーは見たことがない。

 

下が歴代賞金王のリスト。

 

https://www.homemate-golf.com/money_winner/women/

 

 

すっかり話は賞金王に脱線してしまったが、メディアがあおるほど、わたしは今年の賞金ランキング1位に興味がなかった。7勝もした鈴木愛がとるのが順当だし、取るべきだったと思う。今週は思ったようなゴルフが出来ていない様子だったが、最終日にようやく良いプレーができたといっていいのか、今日は18番でたくさんバーディが出ていたので(ティーを前にした)、ボギーフィニッシュは女王らしからぬと思う。

 

最終組から1つ前で優勝争いするのが21歳しぶこさんと19歳の古江彩佳というのが素晴らしい。古江さんはアマチュアで優勝したそうだが、この歳にして弱点がないゴルフをしますね。・・・と思ったけど、今週のスタッツを見ると3回バンカーに入れて3回セーブしていない。ここらがベテランの強者との違いか。

 

しぶこさんに関しては、1年間見てきた日本のファンがはるかに知っているだろうからわたしが1、2試合見たぐらいで書くこともない。彼女はミスショットしたあとなど、きつい表情になったとき目が釣り上がる・・釣りあがったように見える。あの顔が何とも言えず魅力がある。

 

岡本綾子さんが、渋野にはもっとショートゲームの技を増やしてほしいと言ったそうだが、試合数をこなすにつれ伸びてくるところでしょう。申ジエやイボミは上手い。

 

ところで日テレGタスで中継していたときはアナウンサー、解説者全員女性で解説も素晴らしかったのに、日本テレビに移るやいなや男性アナウンサーは絶叫調、何十回も「渋野の賞金女王は・・」「これで渋野が優勝しなければ賞金女王になれません」、いくらなんでも鈴木愛に失礼だろう。

 

解説の塩谷さんはアナウンサーが叫んでもしばしば無言で無視していたのか可笑しかった。

 

ということで日本LPGAは来年も楽しみ。