錦ママのブログ

錦ママのブログ

香り・ヒプノ・ヨガ・霊視を融合し、内なる声とつながる時間をお届けしています。
外に答えを探すのではなく、そっと“わたしに還る”癒しと気づきの導きを。

より受けやすく・よりわかりやすくを目標に、従来のセッション・講座をリニューアル・バージョンアップ準備中

アロマスクール 花花
・アロマアドバイザー認定講師養成講座
・アロマで誘導瞑想インストラクター養成講座*
・アロマでヒプノセラピーカウンセラー養成講座*

*こちらをまずご自身が体験してみたい方は
LINE公式からお問合せくださいませ

【体験料金】
・誘導瞑想 1時間 2,000円(対面ではアロマで体験・zoomではアロマなしでの体験です)
・アロマでヒプノセラピー 3時間10,000円(対面ではアロマで体験・zoomではアロマなしでの体験です)

公式LINEにてお問合せ

友だち追加

こんにちは。

今日は少しだけ、命にまつわるお話をさせてください🌱


いまや、男性の2人に1人、女性の3人に1人ががんになる時代。そして多くの方が、最期に呼吸が苦しくなります。


それはとてもつらいことですが、実はわたし、子どものころ何度も喘息の発作で「呼吸ができない恐怖」を体験してきました。


気管支が針ほどの細さになり、空気が入らず、唇が紫色になるチアノーゼ。


夜中、両親に抱えられて病院に運ばれることが何度もありました。

そのたびに「また迷惑をかけてしまった…」と、幼いながらに罪悪感を感じていたのを覚えています。


そんな私が生み出した、“自分を守るための命綱”となった呼吸法があります。




🌬️ 息を吸うのではなく「吐く」


発作の最中、どうしても「空気を吸いたい」と思ってしまいます。

でも、吸おうとするほど気管がキュッと縮まり、苦しくなる…。


あるとき、わたしは「吸うのではなく、吐くこと」に集中してみました。


それもただ吐くのではなく、できるだけ細く、長く、ゆっくりと、少しずつ空気を外に出すように。


その瞬間、ほんのわずかでも“気管が"緩む”ような感覚を覚えたのです。


のちに知りましたが、これは自律神経のしくみでした。


・吸うと交感神経 → 体が緊張

・吐くと副交感神経 → 体がゆるむ


このわずかな“差”が、わたしにとっては生きるか死ぬかの境界線だったのです。



💠 最期の時間に寄り添う五感ケア


がん末期や難病の方が「息が苦しい」と感じるとき、どうしても薬や医療的な対応に目が向きがちです。

けれど、五感をやさしく整えることで、呼吸がほんの少しラクになることもあります。


五感を整える寄り添いのケア:

① 視覚:好きな風景や写真をイメージさせてあげる

② 聴覚:好きな音楽や自然音を静かに流してあげる

③ 嗅覚:100%天然のアロマをディフューズして香りの力を届ける

④ 触覚:やさしく背中や足に手をあててあげる、マッサージしてあげる




わたしの父は、数年前にがんで亡くなりました。

最期のころには足のむくみがひどく、見るからに痛々しく感じました。


そんなある日、見舞いに訪れた母に父は、

「足をマッサージしてくれないか」と頼んだそうです。


母がやさしく足をさすると、

父は「気持ちいいなぁ。ありがとう」とマッサージしてくれている母に向かって穏やかに微笑んだといいます。


そのときの父の笑顔は、

母がそれまでに一度も見たことのないほど慈愛に満ちた、まるで仏さまのような笑顔だったそうです。


父が旅立った後も、母は何度もその笑顔を思い出しながら、わたしに語ってくれました。

「忘れられないの。あのときのお父さん、本当にやさしい顔をしていたわ」と。



🌿 「死にゆく準備」は、生きることの延長


生まれることと死ぬことは、誰にでも訪れる自然のサイクルです。

山登りと同じで、「下山の仕方」を知っていれば、安心して登れるように。


わたしは、誰かが“その時”を迎えるとき、少しでも穏やかに、笑顔を届けられるよう、

呼吸や感覚の整え方を伝えていきたいと思っています。



呼吸の仕方、そして喘息や病気で息が苦しいときのセルフケアについては、

YouTubeでもお話しできたらと準備中です🌿


試験が終わったあと、少しずつ動画での発信もしていきたいと思っています。

よかったら気長に楽しみにしていてくださいね。







本日もお読みいただきありがとうございました。

皆さまの毎日が少しでも穏やかでありますように🌿