2年。 | マチュリかン?のマチュブロ?

マチュリかン?のマチュブロ?

男女2人組フリースタイルバスケットボールチーム「マチュリかン?」のblog

2011年3月11日
14時46分
-東日本大震災-

早いものであの日から2年が経ちました。



僕らに出来ることはないか。


そう思っていた矢先、僕らの周りには同じ想いのダンサー、ラッパー、ビートボクサーがいました。

そんな仲間たちと池袋西口公園でストリートパフォーマンスをし、義援金を募りました。
1日で23万円の義援金が集まり、仲間の気持ち、そして何よりパフォーマンスを足を止めて見て募金してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいでした。



それからバスケで育った僕らに出来ること。

津波で流されたバスケウェア、バッシュ、ボール等を東北バスケプレイヤーに支援する為に、仲間たちに寄付をお願いしました。

関東はもちろん、静岡、大阪、そして東北3県の内陸の方々が寄付してくださいました。
その時の我が家は大量の段ボールに詰められたバスケ用品と皆さんの想いで溢れていました。

必要としてる東北のバスケプレイヤーにどんどん送りました。

お礼の手紙や、電話、写真などたくさんいただきホントに嬉しかったです。


そしてフリースタイルバスケチームである僕らに出来ること。

東北には体育館が避難所になってたり、地震や津波によって甚大な被害がありバスケが出来る環境ではないこと。
バスケが出来なくてもボールを持っただけで笑顔になれるバスケプレイヤーがたくさんいることを知りました。


シュートは打てないけど、ボール1つで出来るフリースタイルバスケで必ず何か出来ると思いました。


それから震災から2ヶ月経った5月のGW、僕らマチュリかン?は岩手県に行きました。

相方チュリか?が生まれ育った故郷、岩手県一関へ。

練習試合に来ていた宮城県沿岸部の中学生の前でパフォーマンスとバスケウェアを届けました。

今だから言えることかもしれませんが、子供達はパフォーマンスを心から楽しんでくれたとは思いませんでした。

不安を抱くことになった東北初パフォーマンスとなりました。

翌日、甚大な被害を受けた沿岸部、大船渡市へ。


マチュリかン?にとって最初の一歩。
大船渡高校でのフリースタイルバスケクリニック。

クリニックが終わると僕らの不安は消えました。
そこにはたくさんの笑顔とボールと戯れるバスケプレイヤー達がいました。


それから僕たちは東北のいろいろな場所でパフォーマンスやクリニックをやりました。

・岩手県
大船渡市
一関市
奥州市
金ヶ崎市

・宮城県
石巻市
気仙沼市
仙台市
名取市

・福島県
いわき市


たくさんの学校、体育館、仮設住宅に行き、
たくさんの人々に出会い、
たくさんの笑顔、
たくさんの勇気、
たくさんの元気をいただきました。


逆に僕らが大きな力をもらいました。



2013.03.11

僕らをサポートしてくれた全ての皆様に感謝します。

そしてこれからもよろしくお願いいたします。


今年はまだ東北に行けてないけどまたGWあたりに行こうかな。


継続。


僕らに出来ることをコツコツと。



皆が3.11という日に○-丸-をつけられるように。



僕らは強い日の丸日本人。



フリースタイルバスケットボールチーム
-マチュリかン?-