大昔、銀座の大劇場でリバイバルを見ましたが
スクリーンを出して昨夜鑑賞してみました。
鮮烈な1シーン
オマーシャリフが砂漠の彼方から
幻の様に現れる所
水を無断で飲んだ他部族の男を
遠くから撃ち殺し
厳しい砂漠の掟の洗礼を受けるロレンス。
その後は、この出来事の様々な
ヴァリエーションだったのだなあ
と…今更ながら知るのです。
水は命
厳しい自然には屈するもの、という不文律
与えれば奪われる連環
覆そうとするイングリッシュマン
キーワードは宿命でした。
原文は It is written と…
そうなのか
前半と後半でガラリと空気が変わる映画。
今に連なる歴史が描かれ、
何度見ても圧倒され、与えられます。
ピーターオトゥールもオマーシャリフも
すでに鬼籍に入りましたが…
ここでは永遠に輝いています。
マドリードダービーまであと1日…