母星のママから「伊400」のレストア代を承認してもらえたので開始します。 | ほっぽのブログ

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ほっぽの地球侵略への道のり……の、続き。

対露用に潜水艦強化計画発動w

 

世界の環境変動で人類が心配な事が沢山、これから起こるというのに一生懸命、戦争(侵略)に勤しむロシアを温い目で見るわけにもいきませんし、日本の経済とかも厳しい状況なのでつまらない事を考える輩や国が現れるとも限りませんから、チビ妹の提案で大型潜水艦のレストアを行うことにします。

 

「自衛隊さんの潜水艦を建造したら、我らが攻撃した際に誤解されるのです」

確かにな。だから、私は英霊さんの墓標を借りて戦闘しているのだ。

「お墓を持ち出して戦闘とか怒られませんか?」

「いや、ちゃんと英霊さんに聞ける時は確認してるし、『祖国防衛なら問題なし!』と快く貸してもらってるのだ。戦争はしてくれるな…とは、言われてるがな。」

チビが首を傾げる。

「戦艦なのです。敵を倒す兵器ではありませんか」

「私は伊号や信濃とか英霊さんの大切な船を『兵器』とは思ってはいない。今の日本は戦争をしない国なんだからな。ただ、そんな国だと言ったって理解してもらえん国には「言葉」だけじゃ、納得しない国が地球には存在してるらしいからな。戦う意味を知っている大切な人達が乗っていた「船」でわからせてやらないと気が済まんしな、それに心が落ち着くんだよ。」

チビ妹達がニッコリ笑う。

「伊号は我らが初めて乗る地球人の戦艦です。広い海を戦場に敵を追い詰める時の爽快感が最高なのです!」

……追い詰める?

「はい。ちょろちょろしてるどこかの潜水艦にそっとコツンとぶつけてビクッとさせながら、ジワジワと逃げる後を追うのが楽しいのです」

そんな事をやってるのか?「信濃の艦長お姉ちゃんが「おチビさん、スクリューに当てちゃダメですよ。逃げられなくなったら沈めなくてはなりませんからねぇ」って。」

なんて事を吹き込んでるのだ、あの姉妹は。

 

まぁ……、その件は後で調べるとして。

「伊400」なのか、「401」や「402」なのかはチビ妹が決めるだろう。

3Dプリンタで作った入れ替え用のダミーが、本日、母星の技術や姉妹から宅急便姉妹が届けてくれるらしい。

ダミーはあくまで「模型」として作るんで、引き上げても綺麗な状態ではない。

本物の入れ替え用の潜水艦なんだし。

 

「伊400シリーズなら、長距離遠征も楽ちんです。ガード下食堂お姉ちゃんや、コンビニお姉ちゃん達も乗艦して「酒保」も充実。自動販売機も各フロアに2台は完備。仕切り付き乗員ベッドや、大浴場にサウナ、何よりも一番楽しみなのはお食事が「ビュッフェ」スタイルなのです!」

おいおい。

そういう話は聞いてませんがね?

「ママにお願いしました。「ほっぽお姉ちゃんはパーですから、何でもカップヌードルで済ませようとする日清の回し者です。おうどんも最高ですけど、敵国を侵略する際にはエネルギー補給が重大なのです!」と。ママが「困ったお姉ちゃんね。わかりました、あなた達の好きな様になさい。」と!」

ママ、戦闘には必要最低限で挑むものです。大浴場やサウナや、食事がビュッフェとか必要ありません。

「改修費や改造費、レストア代以外にも請求されるんだぞ?」

「技術屋お姉ちゃん達の話では「費用はママ払いだから問題ない」って言われました」

何だと!私がおねだりしても一円も出ないというのに。(特に側近の姉妹が反対してくるっていうのに!)

「ママも、日本以外の国を注意して見てるんじゃないですか?最近は変な宇宙人も飛来してますし、どこかのイカレた国に付け入って、我らに危害を加えるかもしれませんからね。ママも心配なのでしょうw」

そういうと、50匹近いチビ妹達と、20匹近い技術屋姉妹達が楽しそうに伊号の内部について話し合っていた。

 

伊400シリーズが手に入れば、少しはリビングのチビ妹達を移住させるかなぁ。