ここ最近で一番ショックだったこと。 | 子供たちの未来に乾杯!

子供たちの未来に乾杯!

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それは、今、日本で最も報道されているニュースであろう


アルジェリアの人質事件です。




(現在時点で)7人という尊い命がいっぺんに失われたことは勿論ですが、


事件発生から5日余り経ってようやくわかった、ということ、



これだけの大掛かりな投資をし、


(日揮の社員の方々だけでなく)多くの有能な日本人が赴任している国であるのに


これほど危険な紛争地域であった、ということ、



そして、情報収集という意味では


日本国の外交は全くといっていいほど機能していなかったように見えたこと、




書いていたらキリがありませんが、


この事件の発生を知って以来、「知るもの」「見るもの」すべてが、何もかもが 


予想もしない、想像もできないことの連続で、


その、驚きくことの余りの多さに 思わず思考がフリーズしてしまうほどです。



自分が如何に、


この平和な日本でぬるま湯に浸かり、


貴重なエネルギーを何気なく費やしながら、


のほほんと 毎日を楽しく幸せに暮らしてきたかを 思い知らされる事件でもありました。



亡くなわれた方々の御無念さ、


ご家族や関係者の方々のご心中は察するに余りあり、


何とも言葉にできないほど胸が痛みます。





ここ10数年(20年以上?)というもの、


日本は政治、経済、社会情勢においても閉塞感が抜けない状況にあって


「日本の政府には、国の将来的なビジョンや成長戦略、政策がない」


なんてことが良く言われますが、


この事件に関する連日の報道を見ていて頭から離れなかったのは、



日本という国は、こういった民間企業(又は個人)の弛まぬ努力によって成長し、


今の地位を築いてきたのだ、という事実。



これもよく言われていることですが、


活字で見たり聞いたりするのではなく、


現実を目の当たりにした時のその、「事実の重さ」は、何ともいえないほど胸に突き刺さりました。




私が高校生の時、中東方面から転校してきた同級生が話してくれたことも思い出しました。



内戦が激しくなって急遽帰国したのですが、


夜寝ている時に、突然、銃撃戦が始まったことがあり、


驚いて飛び起きた時は家の中まで弾が飛んで来て、必死になって逃げたらしいです。


そのまま帰国したそうですが、


その時のことは「今でもトラウマで夜は熟睡できない」と言っていました。





冷戦時代が終わり、世界平和が実現できるのかと 


ワクワクしながらベルリンの壁が壊されるのを見ていたあの瞬間、あの大騒ぎはどこへやら。



パンドラの箱を開けてしまったように あちこちで内戦や紛争が次々と始まり


以前にも増して混沌とした状況となり、


これまで安全と言われてきた地域の治安まで悪化してしまいました。




では、こんな時代はどうすればいいのか。


何が一番大切なのか。有効なのか。と少し考えてみました。




私のつたない知識や経験では、答えはわかりませんが、


よかったらみなさんも考えてみて下さいね。<(_ _)>





私なら・・・


もし、多くの選択肢の中から何を選ぶか?と聞かれれば、


私はやはり、「武力」ではなく、「教育」。



そうあって欲しいと思いました。








亡くなった方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。


そして一日も早く不明者の安否が判明しますように。 











蛇足ですが、


ふと思い立って久しぶりに渡航情報を見てみると、


少しの間に、また色々と変わっているのですね。


以前に何度も行っているから大丈夫。とは思わず、


海外旅行、短期出張とて、最新情報には気をつけたいですね。




各国情報


http://www.tabiplus.com/info/info/basic/attention.html