ポーランドの世界遺産~ ヴィエリチカ岩塩採掘場 | 子供たちの未来に乾杯!

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前回ご紹介した古都「クラクフ」ポーランドの南方にありますが、(隣国のスロバキアの国境方面)


さらにバスor電車で約30分南へ下ると 


世界遺産に指定された「ヴィエリチカ岩塩採掘場」に到着します。ほら穴




ここは、1950年代まで実際に稼働していた世界有数の岩塩採掘場で、

現在はその一部を整備して一般公開しているところです。




採掘場への入り口


ここを入るとエレベーターがあります。



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実は....正直なところ ここへ来る前は 


「塩の採掘場?洞窟みたいなもの?f^_^;あせる」 ....と あまり期待はしていなかったのですが、



いえいえ、どうして 普通の洞窟なんて とんでもない...かお


見学にたっぷり半日はかかる広さやその重厚さにびっくり、どっきりで、


まるで一大テーマパークのようでした。




百聞は一見にしかずとはまさにこのことですね。あはは






英語やフランス語、ドイツ語などの主要言語を選択して


ガイドさんの詳しい説明を聞きながら見学できますので、

(残念ながら日本語はないので(苦笑)、英語のガイドさんにお世話になりました)


当時の坑夫の苦労や、この岩塩が作られた歴史的背景なども重ね合わせながら、


時には探検気分で、時には当時にタイムスリップしたりと、


とても興味深い場所で楽しい時間を過ごすことができました。





エレベーター


8人乗り、まさに採掘場といった雰囲気全開のエレベーターで...

一気に地下まで下ります。(@_@)あせる




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行きのエレベーター降り場


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帰りのエレベーター降り場


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当時の採掘現場の様子を再現したオブジェなどが各所に並んでいます。



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馬で採掘している様子を再現したところ


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当時、馬は大切な原動力でしたが、

採掘場の入り口は狭く、大人の馬は入ることができないため、

働き手になる馬は、仔馬のうちに連れて来られて ここで一生を過ごしたのだそうです。 (ノω・、) 



採掘場の中はどこまでも広く、こちらはさらに地下へ下る場所です。



階段は見学用に設置されたもので、実際の抗夫は左下の岩に刻んである階段(というより、へこみ?)

を利用して上り下りしていたそうです。


本当に大変なことですね..。


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辺りには輸送用のトロッコや線路敷などもありました。










ところで...



大変不謹慎なのですが、(・Θ・;)


長い距離を歩きながら、私は何を考えていたかといえば。  (-"-;A







この施設って....    











ドラクエみたい~~~♪♪ヽ(^o^)丿                          ???  f^_^;あせる






だって.. こども男の子  



 歩いていると、まじめに  



スライム2 や はぐれメタル や どらきー  が出てきそうな感じなんですもの......。(;´▽`A``




そして   


あちこちにある 樽には


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金のメダルが入ってそうでした。あはは。。。



すみません.....失礼いたしました.....orzあせる









ところで、採掘場にはあちこちに礼拝堂があり、(暗い上に水滴がついてしまって見にくくて恐縮ですが)


こちらがよく旅行のパンフレットにも載っている有名な礼拝堂です。



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こちらにあるほぼすべてのものは塩から作られていて、


決して芸術家や専門家ではなく、こちらで働いていた抗夫たちが作成した、ということです。




大きなシャンデリアも電球を除いてすべて塩で出来ています。


すごいですよね..。




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(塩で作った)最期の晩餐の彫刻



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採掘場の中には、観光用にレストランや土産物コーナーなどもあり、


お昼はこちらでポーランド料理をいただきました。





ちなみに...


この場所に来て一番気になったことは、


多くの坑夫たちが過酷な労働条件で働き続け、


命を落とした人々も少なくなかったという事実です。



そのことをガイドさんに質問すると、


「抗夫たちは決して強制労働ではなかった。」   と聞き、少し安心しました。(;^_^A

  


他の仕事に比べて賃金が途方もなく良かったそうで、


それゆえ、多くの人々がここで働いたわけなのですね..。





それにしても....昔の人々は本当にすごい。



物が溢れ、自分自身さえ見失いがちな今日の私たちには


到底想像もできない世界がここにはあったような気がします。



強靭な肉体と心を持ち、


必死で働き、必死で生きていった人々の姿を思い描きながら 



この地を後にしました。