１４．呼吸
生きているか死んでいるか。
その一つが呼吸をしているかが判断基準となるくらい呼吸は大切です。
息をしているのが生きている証拠になる位、大切なものです。
その呼吸は感情と連動している部分があります。
焦っている時は浅く早い呼吸。力が入っている時は息をしていない。
リラックスしている時はゆったりと呼吸している。
人は「ボディ（体）、マインド（意識、思考）、スピリット（魂）」の３身が一体となって今の人格があります。
この中のボディの部分に呼吸のコントロールは効きます。
呼吸を変えたからと言ってマインドやスピリットが変わることはありません。
ありませんが、ボディレベルでの健康には効果的です。
混乱した現場（体）を落ち着かせないと監督（マインド）の言う事を聞く余裕が無くなります。
マインドの言う事を聞かせる為にボディを落ち着かせるのが健康法の役割です。
呼吸の肝は吐きだすことにあります。
吐きだすことで新しいエネルギーがしっかりと入るスペースが出来上がるからです。
しっかりと吐かずに呼吸すると言う事はスペースを有効に使えていませんし、淀んだ物を残したままにしていることになります。
豪快にすって豪快に吐くのが深呼吸ではありません。深いところまで行き渡させるのが深呼吸です。真呼吸とも言えます。
自然と入ってくる空気の量が適量です。一杯吸い込んで体をパンパンに膨らませるのは吸い過ぎです。
呼吸を整える事で、体発、体依存の感情の乱れは解消されていきます。