11.感謝は必要か?
感謝すれば物事上手く行く。だから感謝をとにかくするんだとやってる人達がいます。
これは果たしてそうなのでしょうか?
今の時代の感謝は少し概念的におかしなことになっている場合があります。
それは感謝の大切さを皆さんが知って修行の様に感謝した結果、集合意識が持っている感謝が何だか変な物に変化しているからです。
「感謝しなければいけない」「感謝しなければ上手く行かない」「感謝しないと駄目だ」「感謝しないから上手く行かないんだ」などなど、ネガティブな波動がセットになってる人が一杯います。
A→BだからといってB→Aであるとは限らないのです。
上手く行った人は感謝をしているのと感謝した人は上手く行くというのは同じではないってことです。
感謝「しなければいけない」と思ってる人には感謝はおすすめしていません。
まずは自分が幸せに成りましょうというお話をしています。
自由になった、その上で改めて自然と感謝できるようになることが大切です。
感謝には感情的な感謝のメカニズムと信念的な感謝のメカニズムが働きます。
信念的というのは感謝によって功徳を積み、良い結果を与えられるという信念的な働き。
もう一つは感情的な働きです。
感謝という感情は言うなれば、感情の中では最上級な部類の感情です。
感謝の中には有難いという想いや、心から来る喜びや、慈愛、麗しい感じの物など、良い物の詰め合わせ且つ、強すぎず、弱すぎず、様々な位相的にニュートラルな位置にある波動なのです。
難しい話は特段心に留め置く必要はありませんが、この世の中にある信念的な物、感情的な物の合わせ技で良い結果を引いてくる感情なのです。
その上、肉体においても感謝した時の状態というのは心地よい状態です。優しさ、柔らかさなども備えています。
「しなければならない」という事を含んでいないバージョンの感謝はこの世では最強の感情と言えます。
六方拝という感謝の方法が世の中にあります。
東西南北、天と地の六方に感謝しよう、そして本当に大切なものに気づこうと言うものです。
東に向かって、両親、先祖、子孫に感謝。
西に向かって、夫婦、家族、親族に感謝。
南に向かって(人生の)先生、師匠、弟子に感謝。
北に向かって、友人、同僚、仲間に感謝。
天に向かって、命を守ってくれている太陽、月、大気、大自然に感謝。
地に向かって、命を育んでくれている大地、動物、植物に感謝。