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土曜日のランチの時に日曜日に沼津プロレスのイベントがあると聞き、急遽行くことにした。

沼津プロレスという名前の通り、大都市とは違う地方都市の名前を冠にした団体のイベントだ。
ボクの印象では日本では地域ビジネスが発達していないという感じがするが、この沼津プロレスはその概念に挑戦しているような感じがしたので自分で確認したかった。

アメリカでは、まずテレビが地域に限定した番組が多い。それ故、スポーツもその地域のスポーツを紹介し、それによりその地域の人は地元のチームを応援するというようなスパイラルが出来ているような気がする。メディアの波及効果を利用したパターンだ。

日本では、テレビ放送はほとんど東京から配信されるものを流しているだけで地域の特色が薄い。また東京から配信されるものと地域独自のものの品質の差からか、東京の方が良い、というような固定概念が出来上がっているような気がする。

近年では、ボクの地元の福岡で特に顕著かもしれないが、東京よりも福岡の方が良い、というような思想を持つ人が多いのではないだろうか??また、プロ野球、特にパリーグは地方に分散し、地方をホームとしたしっかりしたビジネスモデルを形成するパターンが見られる。その地域に誇るべき何かがあるかどうかは重要な要素になる。

沼津に来て思うことは、誇るべき何かが無いのではないだろうか??または、地域としての統一した方向性や意思、嗜好が無いかもしれない。沼津らしさ、それが確立できたら成功だろう。

そして、沼津プロレスは、沼津らしさを確立・表現できるだろうか??今はまだ小さい規模のプロレスであるが、継続することにより独自の何かが生まれてくることを期待している。