当日記筆者の親族の事情がありまして、本稿もだいぶん遅くなってしまいました。。
大変申し訳ございませんm(_ _)m
とりあえずは落ちついておりますので、何卒ご容赦のほどを。。
ということで、よくよく見ると半年あまりも間が開きまして、久々にこのひとの登場です。
当日記を当初から、もう15年あまりにわたって彩っていただいている、Utaco.さん。
その活動歴は、当日記の“おと日記”化よりもさらに長く、ことし2024年はソロ活動20周年という節目の年。音楽活動自体は確かもっと前からされていたはずですので、本当に長きに渡り…というフレーズが似合うお姿になってきました。
ソロ活動20周年にあたっては、記念のワンマンライブが3月に執り行われる予定ですが、この日はそれに向けた応援企画ステージ。Utaco.さんに縁のある演者さんが集まって、このようなおあてがテーブルに出揃うと、否が応でも雰囲気が上がってくるものであります。
この日の演者さん4組、Utaco.さんならではというか、Utaco.さんがいないと多分当日記には登場されなかったのではなかろうかという方々。こうして改めて見直すと相当に個性的であるわけです。
外国人もたくさん使うであろうシェアハウス型ホテルのラウンジを貸し切っての公演。
その雰囲気のなかで、トップバッターに登場してくるのは小玉しのぶさん。当日記では2回目でして、前回もやはりUtaco.さん企画でのステージ。
(2023年3月21日@新宿)
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サポートギターをつけた2人編成のパフォーマンスは、率直にかっこいい女子という感じです。
普段のラウンジ営業でも、時としてこんな感じになるのかも…と思うくらい、初めから飛ばしていきます。場内、盛り上がるわけですね。
(この日は使われていませんが、ステージにはグランドピアノが常設されています)
Utaco.さんの記念の年に合わせたかどうかはともかく、しのぶさんも久々のアルバムリリースを控えているそうで、場内だけでなく、ステージ上も一段と気合が入る感じだったでしょうか。前回とは別の音源を1枚お持ち帰りにしましたが、ほど良い疾走感とハイトーンヴォイスが心地よいひとときでありました。
2番手にAATAさん。これまでもUtaco.さんの妹分のような存在のお一人として、当日記にしばしば登場されております。。
しかし、わりと最近のことだと思っていたら、もう活動10周年なんだそうでして。。時の流れは速いものです。
#当日記での前回のAATAさんはこちら↓
(2022年9月17日@池袋)
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そういえば、このひとも、最初はひらがな書きで「あーた」さんだったのが、今はアルファベットで「AATA」。それを境にしてグッと大人っぽくなりました。歌を離れると、なんとなく人懐っこい雰囲気はするのですが。
このような最近の傾向に従って、この日もやはりグルーヴ感が高まるステージング。ムーディーな雰囲気に変わってきます。
AATAさんも10周年記念ワンマンを計画されているそうで…。千葉住みの筆者には平日なのが痛いところですが、さらに飛躍していけるよう願っておきたいところです。
3番手はこの日唯一の男性陣である梅田淳平さん。当日記でもお初の方となります。
当日記でお名前付きで登場される男性陣には、いわゆるサポートミュージシャンが多く、中には相当にコミカルな雰囲気を持つ方もいらっしゃいます。まぁ、徹底的に朴訥か、反対にオモシロイひとのどちらかが多い感じがしますが、、
このひとは徹底的にオモシロイひと(笑)。
初めから場内を煽るのは、ままよくある光景なのですが、、
場内のボルテージをさらに上げていくような、ポジティブな歌の合間、いや、歌の最中?にも、なぜかヘンテコな掛け声を連呼
その掛け声、、
「うーたーこーは生命体」
「生命体はうーたーこっ」
なんじゃこれ(笑)
昨年末に緊急手術というピンチを迎えていたUtaco.さんへのエールだと思われるのですが、本稿を上げる時点で一番耳に残っているのは、やっぱりこのフレーズ。
そして満を持してUtaco.さんが登場してきます。ギター柴山陽平さんとの2人編成でのステージです。
そのセットはこんな感じ。
夜に浮かぶ→泣けないままなんだ→さよならYesterday→月とアイラブユー→dress up→蜃気楼
その歌詞にもあるとおり、「健やかである」ことの大切さから始まったかもしれないUtaco.さんのステージ(夜に浮かぶ)。
“コロナ禍”の影響は、昨年1年をかけて少しずつ小さくなっていった感がありますが、このタイミングで、ようやくブッキング、つまり共演する演者さんを普段通り呼べるようになってきたとはUtaco.さんの弁。
当日記的にも思い当たるところはありまして、各稿を彩っていただく人々の本当にほとんどは、それまでのステージを観覧したことがあるひとの繋がりがないと実現しなかったもの。
つまり、何も知らないところへ突撃したケースは、最初のUtaco.さんを除くと本当に数えられるくらいに稀なわけで。そうすると、こういう場があること自体に感謝というか必然を感じるわけであります。
毎年総括すると、ここしばらくはトップの回数ではないものの、やっぱり締めるべき場所にはきちんといらっしゃるというのがUtaco.さん。そしてその周りに集いし人々も、また当日記にはなくてはならない人たちであります。
そういう演者さんが、今はもっとたくさんいる。。。というのが当日記の現在地。
この夜は、そんな当日記の原点を改めて認識させてくれる場でありました。
ありがとうございましたぁ。