持ち家・賃貸・楽園待ち | JW2世のおっさんだけど、青春はこれからだ

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エホバ? あぁ、出来損ないの偶像ですね。

職場の若手と雑談をしていましたら

彼は最近、家を建てたということが分かりました。

 

 

「僕は賃貸でもいいんですけど、嫁がどうしても家が欲しいと言うので・・・

4000万の借金を抱えてしまいました・・・」

 

 

「ずいぶん思い切ったね~。どこに建てたの?」

 
 
「○○です。嫁の実家が近くにあるんですよ」

 

 

「そうなんだ。まあ、奥さんも、おじいちゃんおばあちゃんも、安心だよね。

でも、○○あたり・・・やっぱりそれくらいの値段になるかぁ」

 

 

「そうですねぇ。で、あの辺、バイパスの合流のところで、やたら渋滞するじゃないですか。通勤が時間かかりますよねぇ」

 
 
「そうそう。ちょっと大変だよね。もう新しい家に入ってるの?

 

 

「いや、出来上がってから見てみたら、床の色が注文したのとちょっと違うところがあったんですよ。

僕は、別にこれでもいいけど、と思ったんですけど、嫁が納得しないので、張り替えをやって、それからですね」

 

 

 

うーん。なかなかたいへんですな、奥さんとの折り合いがw

 

でも、住環境はかなり重要ですから、安易な妥協はしないほうがいいですね。

 

こんな会話を交わしたのは3月上旬だったので、もう新居で暮らしていると思います。

 

 

 

持ち家。

いいな、と思ったこともありますが、

うちは賃貸のほうが好み、ということで意見は一致しています。

県内だけとはいえ転勤があるし、

何より、今さら30年とかのローンを組むのは御免だし。

好きに引っ越せるほうが気楽です。

 

 

うちが所属していた会衆の長老の一人は、2世にしては珍しく、十数年前に家を建てました。

 

終わりが近いから

ローンを組んでも問題なし! 

いずれは全部チャラ!

 

などと考えたとは思いたくありませんが

その疑いも濃厚です。

 

 

ものみの塔の組織は、家を売るよう勧めた過去もあるし、

いまでも、宗教活動の拡大のために家を売ったことを、模範的な経験として取り上げますよね。

 

わたしは、家を売って簡素な生活をする、

ということ自体は悪いとは思いません。

そういう生活もいいような気がする。

 

ただ、JWが宗教活動拡大のために家を売る、という行為。

 

 

終わりが近いから

物質的な豊かさを後にして

宣教に励む、という動機。

 

ということは

 

楽園で、いい家に住むんだ♪

いまの家なんぞ近々

ハルマゲドンで木っ端みじん

跡形も残らん

 

と認識しつつ

 

それを他人に売って利益を得る

 

 

ものみの塔の予言は当たりようがないので、

買った側もハルマゲドンで損害を被るわけではないし

格安で家を入手できたのなら、まあいいのでしょうけど、売った側の動機。

どこが模範的なんですかね。

利己的という点では見本になりそうですが。

 

 

しかし、JWの多くが楽園での新しい住まいを心に描いている中

ものみの塔2015年8月15日号で

 

楽園になったからと言って

好きなところに住めるとは限らない

協力の精神が大事!

 
なんて言い出しました。
 
うちは脱塔のタイミングを見計らっていた時期だったので
この研究記事のときには怒りというより
呆れて薄笑いすら浮かべたくなるような気持ちになったものです。
 
 
職場の若手との雑談を思い出しただけなんですが
けっきょく、ものみの塔に対するイチャモンにつながってしまいました。
 
まあ、そういう組織ですからね。