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大人がどのように接すれば、

子どもの力が伸びていくのでしょうか。

 

 

 

手取り足取り教える

スモールステップを用意しひとつずつやらせる

つまづいたらやり方や方向を教える

手を貸さずじっと見守る

どんどんやらせる、

考えるヒントをあげる…

 

 

いくつものやり方があると思います。

 

 

 

私はある出来事から

自分なりにそのヒントを見つけました。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

先日、縁あって小学1年生にアサガオの絵を描く授業をしました。

授業前、先生方から描いた絵をコンクールに出すことを聞き、悩みました。

 

 

というのは、例年の傾向からそのコンクールでは

写実的な絵が入選しやすいのですが

6、7歳の子どもが「かきたい!」という思いを紙に描いたときの絵は

大人が思う写実的な絵には程遠いからです。

 

 

 

私は今までに何回も、写実的な絵を

子どもたちに描かせたことがあります。

画用紙のどこに何を描くか、描く順番、

色の塗り方、絵の具の色を指定、など

ひとつひとつ大人が手順や材料や道具を決めて

与えて、その通りに描かせれば

年齢の低い子どもでも、ある程度の写実的な絵(と大人が思う)が描けます。

 

 

 

ただ、そのやり方だけで

子どもは思いっきり自分の力を発揮して表現し、

その力を伸ばせるのか、疑問をもちました。

 

 

描こうとするものをどんどん思いついたり

描き方や色を予想したり選んだり

塗り方、描く線の向きを考えたりして

上手くいった、思い通りにいかなかった、などの体験は

子どもが自分のもつ表現力を思いっきり発揮し

もっと力を伸ばすために必要なのでは…

と思ったからです。

 

 

 

 

コンクール用に描かせるか、

子どもが描きたい意欲を持って自ら描くように仕掛けるか、、、悩みました。

 

 

そして考えた結果、

どっちものいいところを取り入れて

やってみればいいかも!と思い至りました。

 

 

 

まずは表現技法を体験し

(=写実的な表現に繋がる基礎技能)

 

その後、アサガオのテーマのもと

思いついたことを自分なりに表してみよう

(=これまで体験した方法を取り入れたりしながら

想像力、発想力を思いっ切り使う)

 

と計画しました。

 

 

 

さて表現技法の体験が終わり、

アサガオの絵を描く授業になりました。

 

私の投げかけを聞いてやり始めた子どもたちの様子はというと…

 

 

自分の描きたいものをどんどん思いつく子、

友達と話しながら思いつく子、

友達の絵をアレンジして描く子

花だけたくさん描く子

 

 

 

「これは朝顔メリーゴーランドだよ」

「朝顔すべり台であそんでる。」

「アサガオをみんなで見ているんだよ」

「アサガオジェットコースターだー」

「アサガオのはなび。」

 

 

それぞれの子の頭の中の想像が紙に出てきました。

描けなくて手が止まっている子は1人もいませんでした。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

アウトプットされた絵は、6、7歳の子どもたちの技術ですから

 

クレヨンはあちこちにはみ出してる、

色の乗ってないすきまが残っている、

肌色に黒が混ざって黒顔になってる、などなど

 

大人は、色が暗い、色が混ざって、はみ出て雑、などと

技術的なところに注目しがちなようです。

 

 

実際に今回の子どもたちの絵を見て

「何の絵?」

「何を描いているのかわからない」

「もっと色を重ねて塗り込まないと」

と仰った先生もいました。

 

 

そしてそれを聞いた私は落ち込みました。

やっぱり写実的な絵をきっちり教えて描かせないと受け入れられないのかな、って。

 

 

でも少しして、落ち込むのはおかしいな、と思い、自分に問いかけてみました。

 

「私が受け入れられるためにやったの?」

「この目的は何だったっけ?」 と。

 

 

そうやって考えてみたら、落ち込みはあっとうまになくなり、逆に笑えました。

私のやったことを受け入れて欲しいって思ってるところがあるんだーって。(^^;;

 

笑い飛ばした後、今回、自分で考えてやってみて

たくさんの学びがあったことに気づきました。

 

 

 

 

 

今回の絵の描き方では

私は子どもの様子をよく観察し

その子が今何を必要としているのかを見取り

必要としている時にそれをポンと渡せる

観察力、洞察力、判断力、知識、技術、言葉のかけ方、など

短い時間にいろんな能力が必要でした。

そしてそれは難しかった〜〜(>_<)

 

 

 

「子どもが必要とする時に必要なものを手に入れ

子どもが自分で自分の力を伸ばしていけるような

環境の一部として、大人が存在すること。」

という、SBFで学んだ内容と今回の取り組みが重なりました。

 

 

 

自分なりに、子どもの成長への関わり方が少しつかめたように思いました。

これからもっと追究していくための手がかりをつかめた感じです。

もっと自分の力を伸ばしていきたいなと思っています。

 

 

さて今日のテーマ

「子どもの成長に大人はどう関わればいいのか。」

そのヒントは目の前の子どもの姿にありました。

 

 

 

 

そしてもう1つのヒントは自分にありました。

 

私のやったことを受け入れて欲しい(=幼児的欲求)

と思う自分がいることに気づき

その幼児的欲求に揺さぶられなかったからこそ

現実を見つめ、子どもの様子をちゃんと見ることができました。

 

 

SBFを学ぶ前なら、きっとそのまま落ち込んで相手を責め

自分の中ではやることの方向性がブレて

子どもたちを混乱や私の感情や周りの大人の意向に巻き込んでいたかも…と思います。

 

 

子どもを成長させるためには

やはり大人が成長している必要があると感じました。

 

 

本当に、学びの多かった今回の授業。

先生方、1年生のみなさん、貴重な体験をさせていただき

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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