12月9日 47歳を迎えました

この日にブログを通して伝えてみたいことがあり

アメブロはじめました

 

 

 

24Diary手帳ライフプロデューサーマルヨちゃんです

 

いきなり強烈なタイトルだなあと今更ながら感じています。

 

まずは自己紹介をしようか

 

マルヨちゃんこと西屋陽子です。

 

よく皆さんに、「なんでマルヨちゃんなの?」

と聞かれるので由来をお伝えすると

 

陽子の「よ」の字をまるっと囲んで

「マルヨちゃん」です

 

どうぞよろしくお願いします。

 

2021年にクラウドファンディングにチャレンジし

「24Diary」という手帳を作りました。

 

この手帳がどんな手帳で、どうして作ろうと思ったのか

また書きますね!

 

 

 

今日は私が不妊治療をやめたことを書こうと思います

 

重いです

 

重いので、引き返すなら今です。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いいですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に重いですよ

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 

 

 

知りませんよ

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

 

仕方ありませんね・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

どうなっても知りません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうついてきてください。

 

 

 

 

実は

2022年11月に、凍結受精卵移植なる手術(?)をしました。

11月24日に妊娠判定でしたが

結果はNGでした。

 

ごく一部の方にはこのことをお伝えしていたので

中にはどうだったか聞きたくても聞けない方もいるでしょう。

 

当日、すっかり私の心は壊れてしまい

言えなかったです。

 

しかし翌日には

完全復活していました。

 

何が起きていたのか

 

11月24日に書いた日記を転記します

 

 

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  11月24日

 

 

今日は判定の日

朝、何とかいつも通りにクラハをやった

 

怖くて泣くのをがまんした

 

過呼吸をおこすくらいの不安

とにかく怖い

 

何が怖いんだろう?

またダメだったら・・・

という不安がとにかく怖い

 

ベストな状態で出来たかと聞かれたら

首をかしげる

 

まだ、できたことはあった

でも、今の私にはこれが精いっぱいだった

 

今日は混んでる

と、注射の30分早く病院に行く

 

受付で呼ばれるまで1時間はかかるよ、と言われた

 

外出して朝ごはんを食べに出た

不安が紛れた

 

しゅうたんは昨夜のショックを朝まで引きずっていた

 

病院に向かう道で手をつないでくれたときは涙が出た

ああ、私は、この手のぬくもりを求めていたんだな

安心感があった

 

待合室で

不安と期待の入り混じった気持ちと

不安に押しつぶされそうになったりと

いろいろ忙しい

 

大丈夫大丈夫

口にしてみる

 

 

私の前の人たちが呼ばれていくのを見て

あることに気づいてしまった

 

それは

呼ばれた診察室によって結果がわかるということ

 

4番か1番に呼ばれたら結果は〇

でも

5番か2番に呼ばれたら×・・・ということ

 

前の人は1番に呼ばれ、そのあと旦那さんと2番に入っていった

 

中から笑い声が聞こえる

「よかったね」次は私の番

と思った

頑張ったんだなぁ、おめでとう

 

自分に期待が膨らむ

 

63271 診察室5番にお入りください・・・・

 

私の番号が呼ばれた

呼ばれたのは

 

 

 

5番だった・・・

 

その瞬間、あああ・・・と

ダメだったことを察する

 

結果は案の定×

 

着床していたら数値が上がるはずのホルモン値が全く上がっていなかった

 

診察室の中で

今私はどこにいて

何をしていて

これから何をして生きていけばいいのかわからなくなってしまった

 

ただ小さい声で

「はい・・・」

と答えるのが精いっぱいだった

 

何か言いたいのか

というか

よくわからない期待に

その場から動くことができなかった

 

長く座ってても何も変わらない

次の人待たせちゃうな

そう思うも

他人への気を遣うことも疲れてしまった

 

もう少し、気が済むまでその場に座り続けた

 

見かねた医者が

「なにかうちで出来ることがあれば相談してください」

 

なんだかハラが立った

何バカなことを言っているのだろう

 

47歳未満は当院では移植できません

言ってきていたではないか

 

テキトーなこと言うなよ

思わず

「適当なことを言わないでください」

 

口から出ていた

先生は

 

47歳うんぬんかんぬんどーたらこーたら

 

と説明していたみたいだったけれど

聞こえない

耳に入ってこなかった

 

ただわかるのは

 

今回は着床していないこと

その現実を受け入れられない私がいること

 

それだけだった

 

 

その時私は

もうこんな思いをするのは二度とごめん

 

急に怒りがわいてきた

 

でも、その場を離れる勇気が私にはなかった

 

結果を伝えて終わり、のこの時間に

憤りを感じていた

無常さを感じていた

 

やっとの思いで

ドアを開けて部屋を出る

 

しゅうたんの姿が目に入ると

涙が止まらなくなった

 

他の人がいたから

泣いてはいけないと思い

とにかくその場から離れた

 

声にならない声でしゅうたんに伝えた

「ダメだった・・・」

 

トイレに駆け込み

声を押し殺しながら

うなるように吐き出すように泣いた

 

本当は大声をあげて泣き叫びたかった

 

私は誰に気を遣って自分を押し殺しているんだろう

 

この移植でラストだと思っていたけれど

次なる何かを探している自分がいた

 

あれ、私、移植するまでは

”本当に欲しいのかな”

っていう自分がいたのに

今は本当に欲しいと思っている自分がいる

 

そしてこんな声が聞こえた

 

最新の医療がダメなら 自分の力を信じればいい

 

この言葉が聞こえたら

スッと気分が一気に変わった

 

そして

自分にたくさんの愛情を注ごうと思った

 

しんどいなぁ、しんどいねぇ

なんでこんな思いをしなきゃいけないのかなぁ

 

こんな会話をしたり黙ったりを繰り返し

しゅうたんと公園のベンチで時がただただ流れていくのを感じていた

 

46歳 完

 

私は

移植をしなければならない

というストレスから解放された

 

ここからがスタート

 

何だろう

私は私に期待している

 

不妊治療辞めました

 

あんなしんどい治療をするなんて二度とごめんだ

こんなしんどい場所に希望を抱いている人の

なんと多いことか

それってなんか変だ

授かればいいけれど・・・

ここは 授かれる場所ではないと肌で感じた

 

長い時間とお金と痛みを

かけてきたものが

 

たった一言

「お会計4階でお待ちください」

 

この言葉に変換された

心の痛みは

壊れてしまった心は

どこでどうやって取り戻したらいいんだ?

 

だから私は不妊治療辞めました

 

でも

 

人生をあきらめることを

あきらめました

 

 

 

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つづく

 

 

お読みくださりありがとうございました

 

これから、11月24日に至るまでの出来事も

書いていきますね

 

私の経験が

誰かの何かに‥という希望をもって