「今と昔どっちが良い?」 | 自分の心にまるをつける 心理カウンセラーまるやのブログ

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心理カウンセラーまるやが、心のままに思いついたことを紹介するブログです。

2020年5月7日第一子誕生、重い先天性心疾患を持つ。親として我が子の生命力を信じていきます。

僕は仕事柄


老若男女様々な人と接しています


さらには身体や心をケアしているので


その方の本音を引き出しやすく


それはもうここでは書けないディープな話も多々あります


そんな中でお年寄りの本音の話は貴重です


「今の日本は過去と比べてどうなのか?」


過去は基本的に美化されやすい性質を持ち


「最近の若いもんは…」

「昔は良かった」

「社会が悪くなっている」


と今よりも昔が良かったと懐古するのが一般的です


しかし天邪鬼なワタクシです


ほんとにそうなのか?


人間は進化していくもんじゃないのか?


失敗を次に活かし改善していくもんじゃないのか?


スポーツでも記録はどんどん更新されていくのに


社会が後退してくことなんて矛盾してやしないか?


てなことを頭の片隅に思っていたのですが


その答えは多くのお客様の心の中にありました


昔は


「年上の人に対して遠くにいても挨拶しないとボコボコに殴られた」


「家が貧乏で何一つ買ってもらえなかった」


「家事は全て私の仕事、病気でもやらないと姑さんに酷く怒られる」


「平気でよそで女を作り帰ってこない」


「父親はお酒を飲むと暴れてそこら辺のものぶち壊す」


こんな話を孫のような歳の僕に聞かせてくれるのです


しかも一人や二人ではありません


そしてもっと酷い話もありました


男尊女卑

年功序列


貧しさへの偏見や差別


それらを耐えてこられたのです


「今は平和でほんとええ」


「今の人達には昔の苦労は絶対わからん」


そう実感を込めて言われるのです


そういう体験から


今の幸せな環境に生きている若者に


なんで気づかんのだ?


そこから甘えている!


満たされなかった時代からずるい!


ゆとりはあかんと結びつくのでしょう


確かに昔は自然とあった


人と人との繋がり


助け合い譲り合い


その精神は薄れているかもしれません


隣にいてもメールで会話するのは変かもしれません


だけど


サッカーのワールドカップのように


日本、地域、家族が一体となって応援する


自分たちから率先して清掃する


(もちろんしない人もいてもいい)


そんな日本の繋がりは受け継がれています


そして今の方が個人の自由は確実にあります


「結婚相手は当日初めて会った」

「仕事は勝手に決められていた」


こんなことは今ではおとぎ話でしょう


そう思うと


「今も悪くないぜ」


と声を中にして言いたい


もちろん嫌な事件もあれば


バッドニュースも多々あります


人間は学ばないのか…と思うことも


100年後には


「なんちゅー時代やった」と言われるかもしれません


そして確実に言えるのは


僕が80歳を迎えた時


若いマッサージ師さんに


「わしらの若い頃はこんな時代やったんや」


とドヤ顔で延々と話していることでしょう(笑)







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