「凹むは役に立つ」
最終話です
本物より後に始めて
先に終わるという（笑）
いわゆる人気が出なくて打ち切り…
ではなく元々３話完結なのでした(´･ω･`)
なんのことやらわからない方は
前回前々回のブログをご覧くださいm(_ _)m
さて凹んだことによって
ここからどう感じたか？
前回から繋げていくと
僕は被害者でいることで
心配してもらえたということ
何かしらのメリットを感じたということ
だけどそれは今に始まった話ではなかった…
過去に遡ると
随分と長い時間を被害者として過ごしてました
同級生による身体的暴力
集団での攻撃や罵倒や無視
それらにより
僕の自尊感情は１ミリ残らず消えていきました
そしてこう思うようになりました
こんな惨めな毎日が続くのなら
生きていても苦しいだけだ
どうやって死のうか…
いやその前にあいつらを殺してから死のう…
デスノートが誕生する前から
デスノートを書いていたのです
結果誰も信用できなくなり
笑顔は消え
目つきは悪く
人には怯え
殻に閉じこもっていました
自分を守るために必死でした
一人の時間こそが何よりも貴重な時間でした
その頃を振り返ると
メリットなんてあるはずがない！
どうして自分だけがこんな辛いんだ！
と全てを否定したくなる心境だったと思います
それでも僕は僕に言います
被害者でいることで
自分は正しい人間で
周りは悪い奴らだと
正当化できるメリットを感じていたよね
と
なぜなら
自分から仲良くする行動も
先生に相談することも
心を開く努力も
全くしていなかったからです
非はすべて向こうにあると決めつけて
辛い辛いドン底の中でも
誰かがきっと助けてくれるはずだ
やつらには天罰が起こるはずだ
戦いもせず逃げもせず
自ら何の選択も起こしていかなかったのです
そして勝手に恨みの感情を
内部で爆発させていたのです
今だからわかります
今の自分ならあの当時にタイムスリップすれば
みんなと上手くやれる自信があります
それは
悪人がいたわけじゃなく弱い人間がいた
僕はそれには何も気づかず
被害者というポジションに
見事ハマってしまったということ
弱さはメリットがあると
幼少期に覚えてしまったということ
それをフルに活用してしまったということ
いじめの問題は
罰すればなくなるわけではないのが
僕の体験からもわかってもらえると思います
善悪の二元論ではないのです
そして
タイトルに書いた
「役に立つ」
僕はドン底までに凹み
自分のことが大嫌いで
悲劇の運命を呪い
人生を諦めかけた時期もありました
それでも
自分をどうにかして変えたい
悩みをどうにかして楽にしたい
人に嫌われず上手く関わりたい
穏やかな生活を過ごしたい
自分らしさを取り戻したい
それが尋常じゃないレベルであったおかげで
心理学専攻の大学に入りました
心の勉強をして
避けていた様々な体験をして
少しずつ少しずつ
自分が好きになり
人も好きになれました
感謝も湧くようになりました
そしてなんと
心理カウンセラーにもなれたのです
過去の自分からすれば
到底信じられない
夢のような生活を送っています
そして今
そしてこれから
僕は自分の体験を元に
学校や職場や家庭
人間関係で苦しむ人達に
エールを贈る立場になっています
個人でも何人もの悩みを聴いています
そこには過去の自分がいたりします
なので
僕の過去の体験が活きてくるのです
だから
僕がこうなれたのも
凹んだおかげなのです
辛い体験があったからこそ今がある
「凹むは罠だが役に立つ」
やっと過去を肯定できました
最後までお読み頂きありがとうございました
完
最後までキュンキュンなしかよ( ´_ゝ`)笑
来週火曜日「逃げ恥」最終回！！
そちらでキュンキュンしてください♪
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