今年は蚊が少ない。
というより梅雨が長引いて本格的に蚊が発生していないのだろう。
親父さんが他界して、和室にお仏壇を入れてから、実家に帰ると「お線香」の香りが玄関まで漂ってくる・・
亡くなったのが夏だったので、お通夜の晩から「蚊取り線香」がお線香のとなりに焚かれていた。
お線香と蚊取り線香の香りは似ている。
調べてみると、日本の蚊取り線香はほとんどキンチョウが生産して来たようだ。
お線香から発展して、蚊取り線香ができたのは日露戦争の頃だとされている。
お線香の香りは、除虫菊というキク科の植物の香りだが、除虫菊というくらいで、この植物の成分が「防虫」に効果があるのである。
明治時代にできた最初の蚊取り線香は今のような渦巻き型だったが、もっと太くて、真中に穴が空いていた。
現在の蚊取り線香は、7時間程度で燃え尽きるようになっているらしいが、これは日本人の平均睡眠時間に合わせて発展した。