vol.71 箱根ターンパイク→気賀 静岡県を粗く^横断ツーリング | 旅ブログ Wo’s別荘

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 初夏のツーリングへ行って参りました晴れ

都内を早朝出発、西へ走り~DASH!
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箱根まで来ました霧

 

箱根の峠を越えるにはいくつかのルートがありますが、今回はWo号では初の有料道路、『箱根ターンパイク』に乗ってみたいと思いますグッド!

↑小田原側入口、早川料金所です車

ツーリング/ドライブの名所として有名な箱根ターンパイクですが、今回初挑戦したのを機に少し調べてみると、このターンパイク、他の有料道路には無い経緯を秘めた道である事がわかりましたひらめき電球

以下、同道の概要を纏めますクリップ

まずもって、そもそも"ターンパイク"という、一発で覚えられる特徴ある名前ですが、この由来は・

昔アメリカの有料道路では、料金所出入口は『パイク(バー)』で塞いであり、料金を支払ったらパイクを垂直に回し、『ターン』させて通っていた事から、"有料道路"の意だそうです手裏剣

開通は1965(昭和40)年、全長約15kmです。

この道路、建設の経緯も、他にない特徴を持っています。

元々このターンパイクは東急が建設し、その後長年、東急の子会社が所有・運営していた『私道』なんです。

 

なぜ東急がこんな"私道"を箱根に通したのかというと、戦後復興期、東急は渋谷~箱根間に私営の高速道路を建設する構想を立て(!)、小田急の独占状態だった箱根観光市場に風穴をあけようと企てました(驚)ひらめき電球

計画では途中江ノ島付近も経由する予定だったそうで、まさに"小田急真っ青"のような計画でした叫び

 

しかし、当時既に東名高速や第三京浜の建設計画があった事から、渋谷~小田原間については国の認可が下りず、小田原~箱根間だけが観光道路として部分開通、そのまま現在に至っているという訳です車


そんなターンパイクに転機が訪れるのが2004年。東急から経営が離れ、外資ファンド系の会社が買収しました。外資がファンドを組んで日本の道路を買収したのは全国初だそうですお金

(※2022追記) その後、2014年にはネクスコ中日本の子会社系列となっています車

 

又、2007年には東洋ゴム工業がネーミングライツ権を取得、"TOYO TIRESターンパイク"という愛称になりました。(※2022追記・その後は2014年にマツダが、2018年にはアネスト岩田㈱が命名権を取得しています)クリップ

ネーミングライツを道路に採用したのも、ここが全国初だそうです星

そんな、特徴やトリビア満載のターンパイクですが、そろそろ走り出します^DASH!
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山道なので勿論カーブは多いですが、箱根新道よりは比較的なだらかで、走りやすい道ですかたつむり
箱根新道よりも快適な走りが出来ますが、その分料金も箱根新道の倍近くするのでw、当然といえばそれまでですがあせる
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平日の早朝でしたので、車の量も少なく(というかほとんど無く^)快適そのものDASH!
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澄み切った初夏の青空と、山の空気が気持ちいい^キラキラ
沿線には、↑展望や休憩用の駐車スペースも霧
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↑標高955mの標柱、熱海・伊豆方面の眺望です目
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駐車場からは~
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↑芦ノ湖と富士山が展望できます富士山
実際にはこの写真の数百倍は素晴らしい眺めでしたカメラ

 

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箱根峠側の終点に到着フラッグ
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この付近からも富士山が見えます富士山

数々の"隠れた日本初"が詰まっている、箱根ターンパイクでした。

『走りやすい/空いている/眺望がいい』の3拍子が揃っている道でもあります。料金はやや高めですが、ドライブ・ツーリングにお奨めです。


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大観山出口を出ると~
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箱根町へ入りますもみじ

ここから芦ノ湖に向け、一路下り坂です右下矢印
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芦ノ湖湖畔まで降りてきました宇宙人
↑Wo号の右にある石柱は、新年恒例・箱根駅伝の折返し点標柱ですベル
リレーとはいえ、東京からここまで走ってくるのかと、今更ながら感心しました走る人


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芦ノ湖に到着宇宙人

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しばし、芦ノ湖海賊船をみながら休憩船

 

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芦ノ湖を出て、旧国道1号へ。

昔の"箱根越え"の雰囲気も少し感じるような坂道ですとかげ

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まさに、天下の険霧
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峠途中の、道の駅で休憩^コーヒー
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箱根峠を越え、↑静岡県へ入りますかたつむり

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峠を下ると、三島/沼津の街がみえてきます目
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沼津ICから、↑東名に乗ります車

この日の最終目的地は特に決めず走っているんですがw、浜名湖付近まで行ければという漠然とした無計画ツーリングですしっぽフリフリ
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富士ICで降り、なぜか↑山梨県境に謎の立ち寄りオバケ

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静岡/山梨両県を結ぶ、国道52号で興津に出ますDASH!
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そこからは、海も時々見える国道1号を西へ波
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静岡市を過ぎると、周囲は一面茶畑にお茶

なお、静岡市~藤枝市付近のR1はバイパスになっているので、快適に走れます車
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そして掛川から再び東名に乗り、浜松西ICまで馬

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ここからですが、次作でup予定の、東海道シリーズ撮影のため、気賀へ向かいますてんとうむし
江戸期の松並木が一部残る、姫街道を走りますカメ
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気賀の関所入口まで来ましたニコニコ
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↑気賀関所、復元されて一般公開されています。
見学してきましたが、ここについては次作の、東海道シリーズ『気賀』で、詳しくおおくりします。


又、気賀といえば鉄道も走っています。

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天竜浜名湖鉄道です星
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先程の気賀関所近くにある、↑同鉄道の気賀駅です家
1987年、旧国鉄二俣線から転換した、第3セクターです虹


掛川~新所原間、約70kmを結んでいます。東海道線は浜名湖畔を海沿いに走るのに対し、天浜線は山側の岸を縫うように走っています。東海道線のバイパス路線として、旧日本軍の要請で敷かれたといわれていますクリップ


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その気賀駅からすぐにある、↑気賀神社です。

地震の神様だそうです。古来より度々、大地震や津波に見舞われてきた静岡を守ってきました(※ここも詳しくは、次作を参照下さい)目
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↑気賀の街並です晴れ
 

この後、奥浜名湖を走り・DASH!
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西鹿島駅まで走りましたヒヨコ
同駅は、ここから浜松市へ南下する遠州鉄道との接続駅です電車
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↑遠州鉄道の電車です。遠鉄は全線電化ですチューリップピンク

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ローカルムード満点の遠州浜名湖鉄道とは対照的に、遠鉄電車は昼間12分間隔(※2010現在)で運行する、都市近郊路線の様相です電車

 

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突然ですがw、今作ここでゴールとしますにひひあせる

 

ターンパイク以降は実に雑なレポートとなりましたが(汗)あせる、初夏の静岡を走ってきた、という事だけをとりあえず作にしましたwしっぽフリフリ

 

次作は、文中予告の通り、東海道シリーズ第3回として、気賀を取り上げます。お楽しみに^男の子

 

 

 

 

 

(※2022.4 2024.2 文一部修正)