小さなアパートは2階立てで建物は三角形に造られていた、近くには埼共連というビル、三角アパートはポツンと線路脇の空き地の端にたてられていた
そのアパートの窓を開けると2階立ての鉄道の運転士と目があうんだ
しかも徹底的におかしなことは(鉄道線が赤信号で丁度その窓越しjustに運転士と私たちは数分間まさにドリフターズ)
上尾とか熊谷や籠原やいわゆる高崎線とか東北線とか軽井沢あたりにいく電車が走る古い壊れかけた鉄道線は頻繁には通らなかったがレアなその現象は頂けないが忘れられない三角形のアパート
三角形のアパートでの生活は今思えば無意味で何かの掃き溜めの結果の様なものに過ぎなかった気がする(青春とは程遠いなんか訳のわからない川に流されていたんだ)…
気がついたらなんの価値もない退廃的な流された世界に…(独りで)

明けきらない早朝、あたしはアパートの前を走る車のengine音を耳を澄ませて聞いていた。
彼の車?いやちがう、彼の車ならもうあのあたりからLowになるから…違う、そして、又過ぎたengineの音を追っていた

飼い犬じゃないけどどのengine音が彼のbikeかも聞き分けることもできるようになった頃には、もう三角形の世界から逃げたいと思った。人生とは実に勝手で不可思議なことも時にはあるょ(だれでも多分ね)

もう夕方なんだね…
そろそろ寝よう、おやすみなさぃ
God bless you always 
Thanks ハートハート