風の中のぴの | おねんね ぴの

おねんね ぴの

はじめてのワンちゃん“ぴの”がわが家にやってきました

ぴのは歩いていた
重い表情から、ぴのは考え込んでいる様だった



ぴのは立ち止まり、小さな体いっぱいに広がった
疑問についてもう一度考えてみることにした



僧院の奥で道を探すかのように
頭を固め、静かに目を閉じた

長い時間が過ぎて行った



そして、自ら頭の戒めを取り、呟くのだった

「風は何処から吹いて来るでしゅか?

何故、ぴのの心をこんなに揺さぶるのでしゅか?」



「ぴのは、どうして悩ま・・・」

「ぴのちゃん!!」


「お家の中だから風なんて吹いてないでしょ!
シュシュを使って遊ばないの!!
こっちにおいで、綺麗にしてあげるから」

「あちゃ~でしゅ!
“詩人の魂ごっこ”をちてただけでしゅ!
せっかくいい気分だったのに~
むーでしゅ!」



たんに、頭がボサボサのぴのちゃんでした
まあにゃさんに綺麗にしてもらおうね♡



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