前回の記事では、カナダ人夫とマッチングアプリで出会ってから、初ビデオチャットに至るまでをお話しました。
彼との初ビデオチャット後、
私の英語力にがっかりされたかなぁと少し不安に感じてました。
しかし、その後の彼からのテキストメッセージは、
「いろいろ知れて楽しかった。よかったら今度、デートしに行きたいな」と。
おぉ
余計に緊張するじゃん。
日本人とのデートだって緊張したのに、異国男子とデートとか、どうしよう
初デートは、2021年1月末。
場所は、トロントではお馴染みのHigh Parkでした。
待ち合わせの地下鉄 High Park駅に到着。
改札をぬけて、地上へ出る階段を上りきるあたりで、見覚えのある顔がありました。
革ジャン(ベージュ)のポケットに両手をつっこみ、仁王立ち。
仁王立ちのまま表情を変えずに、階段を上る私を見おろしていました。
ちょっと恐いじゃん。
話が違うじゃん。
私が、笑顔で(ややひきつっていたはず)
「Hi!」というと、
彼も少し笑顔で、「Hi!」と。
(後から初デートについて夫へ聞くと、革ジャンは1番のお気に入りだったから着て行ったけど、寒かったから手をポケットへ入れていた。仁王立ちのことは覚えてないけど、緊張してたんじゃないかなと。)
簡単な挨拶の後、一緒にHigh Parkへ向かって歩き始めました。
それまで、High Parkへ行ったことがなかったので、彼に公園内を案内してもらいながらいろいろな話をしました。
当日の写真。天然のスケートリンクが、綺麗でした。
話した内容は、好きなこと、嫌いなこと、家族、友達、仕事、カナダの文化、日本文化、デーティング文化や告白文化のちがい。etc.
マッチングアプリで出会った時から、お互いにLong-term relationshipが希望条件だったので、
- 結婚願望はあるか
- 将来子どもはほしいか
といった話も自然としました。
私「私は兄弟の末っ子で、私だけまだ子どもがいないから、お母さんが私の子どもを見るまで死ねないって言ってくる。」
彼「自分の人生なんだから、別に親がどうこうで決めなくてもいいんじゃないかな。」
少し気分が軽くなりました。
公園内をひと通りぐるぐる散歩したあとは、彼が10代の頃に住んでいた家を見に行ったり、また公園の近くへ戻ってきました。
あたりが暗くなってきたので、時計を確認。
なんと、5時間も経っていました。
休憩なしで歩きながらおしゃべり。
彼がどこかでディナーでも食べていく?と聞いてきましたが、緊張と5時間ウォーキングとで心身ともに疲労していた私は、帰ることにしました。
翌朝、私の脚は見事に筋肉痛でした。
階段を上り下りするたびに、太ももとふくらはぎが痛みましたが、楽しかったなぁと
デート中に、「How come?」とたびたび聞かれました。
当時の私はその意味がわからず、私の変なプライドのせいで彼に聞くことすらできず。
文脈とすり合わせようとしましたが、どういうこと?と混乱していました。
How come?
誤 “どうやって来る?” ← 当時の私の直訳
正 “なんで?”
学ぶことが多い初デートでした。