2月3日に観劇。
《一谷嫩軍記》
歴史の渦に翻弄され無常感溢れる勘九郎直実、清らかで儚げで真っ直ぐな勘太郎敦盛、大好きな遠見の演出、全て良し!
でも、1番は黒馬さん!
最後、勘九郎熊谷が世の無常を感じながら佇む所にスーッと淋しそうに出て来て主人を心配そうに寄り添う姿に思わず涙出た。
ラストシーンの勘九郎直実に吉右衛門の熊谷陣屋の「十六年は…」が重なって鳥肌立った。「肚」が一緒って事。
《雨乞狐》
鶴松に代わり勘九郎七之助。
悪いけど、七之助登場と共に鶴松の事は吹っ飛んだ(客なんて残酷なもの)。
余裕の七之助、自由自在の 勘九郎。
特に勘九郎の座頭は味わい深く素晴らしかった!そして憂いを秘めた 小野道風。
あの風情は鶴松には出せないだろう。
勘九郎の野狐で猿之助を想う。それは 狐言葉をちゃんと使ったから。
勘九郎の四の切、観たいな。中村屋型でね。(ラストは嬉しそうに花道を引っ込む)
《 梅ごよみ》
私の地元、深川の話。
なんか、変わっちゃったね、味わいが。
真面目にやり過ぎ?深刻な話になっちゃあいけねぇやな。
そして上品過ぎ。深川っ子はもっとカーって直ぐに沸点に到達するんだよ。威勢が良いのが下町よ~!
私の中では玉三郎と勘三郎の印象が強いから、面白みに欠けた。お蝶は 亀治郎もやったね。これもまた莟玉とはキャラが違ってた。
時蔵よりも児太郎の方が演目的には合うよな~と思いながら観た。
私が子供の頃はまだ花柳界があって、夕方の銭湯には芸者が来ていて白粉の匂いが立ちこめていた。
三助も居た!
街には長屋も柳もあって 歌舞伎の世話物そのもの。
豆まきは昼の部。
夜は入り口にご用意。ありがとう。

花道寄りのかぶり付きは取りにくくなった。梅ごよみから隣の席が空いた。お母さん、割り込んで来たかな?

お稲荷さんにはいつも舞台の無事と猿之助復帰を祈願🙏



