こんにちは、まるこです
先日、桐生市文化会館シルクホールで行われたランチタイムワンコインコンサートへ母と行ってきました
今回は現役藝大4年生のサックス奏者住谷美帆さんと、藝大卒パリ在住のピアニスト深見まどかさんのお二人によるクラシックコンサートでした
ほぼ日記ですが、どうぞお付き合いください
コンサート
つかみはOK
お二人が登場して簡単な自己紹介の後、住谷さんが「空席以外満席、ありがとうございます」って言ったのですが、それがはにかみながらだったから可愛くて、平均年齢高めの客席は一瞬で恋に落ちました
年齢的に娘というより孫を見ているような感覚の人の方が多かったかもしれないですね
まず一曲目「サクソフォビア」で一気に世界に引き込まれました
サックスとピアノだけであれだけの世界が作れるなんて…
とにかくカッコいいんです
チラシからも分かるように住谷さん美人さんだし、さらに長身なのでステージ映えがすごいのですよ
また、MCも良かったです
住谷さん、うどん好きなんだって まるこも好きだよ
桐生はひもかわという幅広の麺で有名なのですが、前日召し上がったらしくお土産に欲しいって言ってましたかわいいね~
住谷さんは茨城出身だけど、子供の頃群馬(草津)に一度来たことがあるだけなんだそうです。でも、都道府県魅力度ランキングで下3つを競う北関東の仲間として謎の親近感を感じているらしく、そんな話を聞いてたら仲間意識が芽生えました
幅広いサックスの表現
ところでサックスって木管楽器なんですね
口を当てるリードは木管、楽器の胴は金属。
”木管楽器特有の速い動きも出来るし、金管楽器特有の華やかさも持つ”のだそうです
3曲目「日本民謡による狂詩曲」では、尺八を真似るように太い音を響かせたり、三味線を真似るように弦を弾くような音を出したりと、いろいろな奏法で聴かせてくれました
技術があるからこそ存分に表現できる遊び心が、見ていて聴いていてワクワクしました
4曲目「ファンタジー」という曲は、曲自体がソプラノまたはテナーで演奏するものなのだそうで、今回はテナーで聴かせてくださいました。
テナーサックスはソプラノの軽快な華やかさとはまた違う魅力がありました。
見た目はとても大きく、ジャズではよく使われるそうですが、男性的で温かく力強いと感じました。
5曲目ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」は本来はオーケストラ+ピアノソロの曲で、のだめカンタービレで使われていたそうです。フィギュアスケートファンのまることしてはスケートで使われるので聞いたことありました
この曲は、ソプラノ・アルト・テナーサックスを次々持ち替えて演奏されていたのですが、次々変わる音色が見た目にも楽しかったです
踊るように演奏し、大女優の演技のように次々音色を変えるステージは本当に素敵でした
アンコール
アンコール曲は「リス」
短い曲でしたが可愛らしい曲で、お二人のフレッシュでキュートな雰囲気を表しているようで爽快感のあるラストとなっていました
おまけ
今回は電車で行ったのですが、コンサートが終わる頃の時間帯は1時間に1本しか走ってなくてね(…)、駅に着いたらちょうど電車行ってしまったのでランチを食べて、次の電車で帰ることにしたのです。
で、1時間後、駅に戻ってきたら大荷物を抱えたサックスの住谷さんとピアノの深見さんが改札前のベンチに座っていました
普段人に話しかけるなんてめったにしないまるこなのですが(スーパーで知り合い見つけたら隠れるレベル)、「素敵なコンサートでした」と伝えたくて我慢できずに近寄ってしまいました
そしたらお二人とも笑顔で爽やかに応えて下さり感激しました
それはそれは素敵なお嬢さん方でした
駅の物産館みたいなところにひもかわ(幅の広いうどんね)売ってたから買ってあげればよかったと気づいたのは家に帰ってからのことよ
ちなみに、大荷物を抱えて両毛線で移動する彼女たちを見て(他に若い女性スタッフが2,3人いましたが)、まるこ母は「(市の運営側のスタッフが)高崎の駅くらいまで送ってあげればいいのに」と苦言を呈しておりました。
終わりに
桐生市のワンコインランチタイムコンサートに出かけたのは2度目だったのですが、やっぱすごく良いですね
なかなかハードルが高く、クラシックコンサートに出掛けたりとかはしないのですが、低価格で拘束時間も短く手軽に楽しめるという点で、いろいろな表現者を知ったり、私の知らない世界を知るための導入としては良い機会であると感じます
もっと知らない世界を知りたいし、今まで感じたことないものを感じたい。
いろいろな刺激を受けたいと強く思った日なのでした
最後までお読みくださりありがとうございました
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