私事ですが、レミゼを見られる日が近づいてきました
いつも観劇の日は、演目の世界観に合ったアクセサリーを付けたいと思っていて毎回いろいろ探します
でもなかなかちょうどいいのって見つからないんですよね
ネットで見つけても送料かかっちゃうしね
だから、思ったの
欲しいのがなければ作っちゃえばいいじゃないと
グッズ作成
バレッタ
で、まずはレミゼのバレッタを作りました
くるみボタンにUVレジン(紫外線で固まる樹脂)を塗って仕上げてます
右から2番目のコゼットのボタンにはトリコロールカラーのスワロフスキーでフランス国旗をイメージし、同時に自由・平等を象徴しています。
左から2番目には見えにくいけど、トリコロールグラデーションで”30th Les Miserables”と書いてます。
コゼット以外のボタンの地の模様は、パリの古地図をプリント。
よ~~く見るとノートルダム大聖堂も…
う~ん、分かんなくなっちゃったな元の画像にはあったんだけどね
ところで「?」と「!」の意味が分からないって?
いい質問ですね
ちゃんとレミゼに関係するエピソードを含んでいるんですのよ
ユゴーがレ・ミゼラブルを執筆・出版した当時、彼は政治的理由で国外へ亡命中でした。そこでフランスでの売れ行きを心配し、出版社の担当者へ「売れ行きはどうだ?」という手紙の代わりに「?」とだけ送り、担当者からは「好調です!」の代わりに「!」とだけ返信されたという逸話があります。
それが世界で一番短い手紙とされ、確かギネスにも載ってたような…(ちょっと自信ない)
そのエピソードを無理やりぶち込んでみました
分かる人にだけ「おや?…こ、これは…」と思ってもらえるようなバレッタにしたかったのですが
…どうかしら?
ピアス
続いてピアスも作ってみました
名付けて「レミゼ革命ピアス」
上部の半球の赤い部分は翻る革命の旗をイメージしてみました
入れ込んだ数字は「24601」と「24653」
前者は原作と英語版ミュージカルでのバルジャンの囚人番号です。
後者は日本語版ミュージカルでの囚人番号。
(歌の中でジャベールがバルジャンを囚人番号で呼ぶとき、英語だと「トゥーフォーシックスオーワーン」なわけですが、日本語だとゴロが悪いみたいで、日本語版では番号が変わって「ニーヨンロクゴーサーン」になっているみたいですね。
「オーワーン(01) 0-(w)an」の音を伸ばす部分の語尾を日本語にしたときに不自然にならないように翻訳した結果「ゴーサーン(53) 0-(s)an」になった的な感じ?
…ピアス作ってる最中に知って、衝撃受けとりあえず両方入れてみた)
「赤」は革命の旗も表していますが、「囚人服」や「虐げられた者」、また「革命(暴動)で流された血」も象徴しています。
中央のコットンパールはコゼットの「純真・純潔」を象徴しています。
下部のしずくは「革命(暴動)で流される涙」を表してみました。
その革命が成功しても、失敗してただの一つの「暴動」に終わっても、どうしても流される涙があると思います。そんな涙を革命の象徴として表現しました。
そして俯瞰で見た時、赤・白・青の3色でフランス国旗を表しています。同時に「自由・平等」の暗喩として存在します。
…と、ここまでそれっぽく説明してきましたが…
カラーリングが気に入ってないのですのよ~
赤の色が朱色っぽくなってるのが可愛くないからダメ。
なんか朱色と金の数字で中国のお土産みたいになっちまったからボツ
観劇日までにちゃんと可愛いピアス作りたいと思います
最後までお読みいただきありがとうございます
追記:6月22日
改訂版ピアス
後日、懲りずにまた「レミゼ革命ピアス」作りに挑戦しました(画像はまだキャッチ付けてない)
今回はトリコロールなハートをインフランス国旗
3色で自由・平等を表しつつ、ハートの形で愛・命を表現しています。地はコゼットバレッタと同じパリの古地図です。
上部のお花はかすみ草、オオイヌノフグリ、カタバミの自家製押し花です花だけでなくつぼみや枯れた花も使用しました。一国家や権力者の栄枯盛衰を表すとともに、一個人の生の儚さ(人は必ず老い死ぬ:ヴァニタス)を表現しています。









