2008年8月 子宮卵巣全摘（開腹）
2017年1月 胆嚢摘出（腹腔鏡）
2019年2月 左乳がん 診断
（非浸潤性乳管がん）
5月 左乳頭温存乳房全切除術＋センチネルリンパ節生検＋ DIEP（穿通枝皮弁法）再建
術後病理検査で浸潤性乳管がん
ルミナルA ステージ1
無治療を選択
12月 再建修正手術
現在は経過観察中です
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私の経験が 少しでも、誰かの参考になればいいなと思ってます。
そして…3回目。
去年の 5月7日 乳がんの手術をしました。
正直、胆石の手術の後、もうこれで しばらく手術は ないでしょ
なので、乳がんと告知されて、
また 手術〜⁉️
でも、立ち直りも早いので。
過去 2回の手術の経験から。
今回も、なんとかなるでしょと 甘い考えでいた私。
と 甘い考えでいた私。私の手術は 左の乳腺全摘、ただし 皮膚と乳頭乳輪残し。
加えて、検査用に見張りリンパ節１つ採って。
問題なければ、お腹をおヘソの少し上からおヘソの7〜8センチ下辺りまで横30センチ（実際には40センチ近くなってしまいましたが）の楕円というより舟形に切り取り。
この時、脂肪だけでなく、（私は左側の）動脈から出ている穿通枝という血管をつけたまま採取します。
この血管を採取する時、周りの組織から剥がす作業があり、なおかつ ちょん切られた血管を繋ぎ直し…。
と、いう作業の時に どうしても 神経に触ってしまうらしく
これが、術後左足の感覚がおかしい原因でした。
時間とともに、よくなりました。あくまで、私の場合です。
前日、とっておいたおっばいの型で、大きさや形を調整して、胸の血管とお腹の血管を顕微鏡見ながら繋いで、胸の皮膚の下（乳腺があったところ）に収めて…
シロウト考えでは、脂肪そのまま入れればいいんじゃん！って感じですが、それでは、組織が壊死＝死んでしまうんですね。
血流があって、はじめて 組織が定着できるらしいです。
そして、仕上げにキズを閉じていくわけですが…。
まず腹部。
ウエスト真横左から右におよそ30センチの予定だったのですが。
私、左側ウエスト真横 少し下に 横長楕円形の大きなホクロがありまして…。
手術時、先生、気を利かせて ついでにそのホクロも切り取ってくれて。
結果、左は真横より 少し後ろまで縫ってあって…トータル40センチになってました
舟形に切ってます。
当然、お腹、バックリ割れてます。
そこを隙間なく縫う、しかも縫い代も必要です。
想像してみてください。
羽毛布団を買った時の袋から出し、もう一度仕舞おうとすると、布団を潰しながら 開いたファスナーを閉じる。
油断すると、開くし、ちゃんと押さえてないと 布団の布を噛みそうだし。
ファスナーと反対側の布を合わせながら閉じていくように。←ちょっと違うか
割れてる部分の下の皮を持ち上げて、上部分に被せるように隙間なく縫っていくのに。
何人で持ち上げたんだろう？
マチ針的なもの使ったんだろうか？
端から縫ったのか？真ん中から？
しつけは…さすがにしないでしょ
寝たままじゃ無理じゃない？
妄想が止まらない
おへそは、切り取った舟形の部分にあったので。
上下、お腹を縫い合わせた後、縫い目の上に おヘソ再建してくれました。
なので、20代の頃のおヘソの位置になりました
しかも縦型
しかも縦型そして 胸。
センチネルリンパ節生検をしたので、左腋の下から、胸の外側を通りカーブして下部分まで。
トータルで27〜28センチくらい縫ってありました。
胸のカーブの真ん中より下部分。
少しだけ、お腹の脂肪が見えてました。
敢えて、皮弁を露出させて、そこで血流の状態をチェックするそうです。
入院中は見えませんでした。
退院後、鏡でゆっくり見たときには 表面に皮膚が出来てました。
術後すぐは 腋から二の腕の裏側、左胸全体に感覚がなくて。
左おっぱいは 乳腺がなくて、中身は脂肪なので 感覚がなくて当然。
腋の下、二の腕は徐々に 感覚戻って来てますが、痛みもあり…もう少し時間かかるのかなあ
還暦近いのに
こんな美容整形まがいの手術、必要あったんかい⁉️と 自分自身に突っ込んだ事もあったけど。
こんな美容整形まがいの手術、必要あったんかい⁉️と 自分自身に突っ込んだ事もあったけど。でも、ニセ乳だけど いいじゃん‼︎
修正手術もしてもらっても、やっぱり 左右対象にはならなかったけど。
もともと、貧乳で、手のかかる子（おっぱい）だったんだから
再建してよかった❤️
今は、そう思っています。
そして。
もう しばらく 手術はいいかなぁ