脳の細胞(ニューロン)の数は、生まれた時から決まっていて、

そのあとは減っていき、増えることはない

って思っていませんか?


以前はそう考えられていたのですが、最近の脳科学の研究で、
運動が脳にすごく効果的だとわかってきたのです。

 



ハーバード大学のジョン・J・レイティ博士の『脳を鍛えるには運動しかない!』で


「運動すると、脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中でさかんに分泌されます。このBDNFが、脳の神経細胞(ニューロン)や、脳に栄養を送る血管の形成を促すことが明らかになりました」

と言っています。


脳の細胞が増えると、集中力がアップして、学力や記憶力もあがっていった実例もたくさんあります。


アメリカのある高校で、授業が始まる前10分間に運動を続けて、世界約23万にの生徒が参加する学力テストで、

 

 

理科1位、数学6位

 

になった。

日本では、栃木県の小学校でも取り入れられている。


運動するだけで?


学力が上がる?


じゃあ、勉強しないで、運動だけしておけば。。




というわけにはいかないよね。


運動は、勉強をするために脳の準備をする役割で、
成績を上げるには、そのあとすぐに、勉強を始めないと意味がない。


毎朝、体を動かしてから、勉強がベスト!!


じゃあ運動って何をすればいいのか?


一定時間、心拍数を上げる運動が効果的。

心拍数を上げる運動で思いつくのは、ウォーキングやランニング、エアロビだけど、

子ども達に、朝 運動する時間が取れない。のが現実。


でも、


学校に歩いていく、自転車でいくだけでも効果があるんだって。