四女 8歳の誕生会をしました。
誕生日は5月17日ですが、家族が全員揃うタイミングがなく、今日になりました。
「古生物学者」&「忍者」になりたい四女へのプレゼントは、
「ありがとう」
四女は何度もみんなに言います。
「ありがとう」は感謝の言葉。
Mama Caféでも「自己肯定感を上げる言葉」として紹介している。
言われてうれしい言葉ランキング1位でもある。
「ありがとう」と言われると嬉しい。
母は、毎日仕事が終わると従業員さんや私に、必ず「ありがとうね」と言っていました。
「ありがとう」は何歳になっても言われると嬉しい。
この魔法のことば「ありがとう」
「ありがとう」の由来って何だろう?
「有り難い」から来てると思うが、実際はどうなんだろう?
「ママ、ありがとうって誰が作ったん?」
四女と一緒に調べてみました。
「ありがとう」の語源は、仏教に由来するそうです。
お釈迦様がお弟子の阿難にされた、たとえ話「盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ」のなかにあります。
お釈迦さま
「そなたは人間に生まれたことをどう思うか」
阿難
「はい、大変喜んでおります」
お釈迦さま
「どのくらい喜んでいるか」
阿難
「・・・・・」
どのくらい喜んでいるか、といわれると、言葉で表現するのは難しいですよね。
返答に困っている阿難に
お釈迦さまは、
「盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ」
といわれる有名なたとえ話をされました。
お釈迦様
「たとえば広い海に匹の目の見えない亀がいる。その亀が、100年に1度、海面に顔を出す。
一方、その海に1本の浮木が流れていて、その木の真ん中に1つの穴がある。
100年に1度浮かぶこの亀が、ちょうどこの浮木の穴から頭を出すことが1度でもあると思うか?」
阿難
「そんなことは到底ありえません」
お釈迦様
「では、絶対にないと言い切れるか?」
阿難
「絶対ないかと言われれば、何億年、何兆年、幾億兆年の間には、
顔を出すことがあるかもしれませんが、
ないといってもいいくらい、難しいことです」
お釈迦様
「私たちが人間に生まれることは、この目の見えない亀が、浮木の穴に頭を入れることが有るよりも、
難しいことなんだ。有り難いことなのだよ」
「有り難い」というのは、「有ることが難しい」ということで、滅多にないことをいいます。
人間に生まれることは、それほど難しい事なので、
人間に生まれてきたことは、大変喜ぶべきであるという教えです。
ここから、
他人から何かをしてもらえることは「有る」ことが「難しい」、
「有り難い」こと、「ありがたいことです」となり、「ありがとう」となりました
ある遺伝子工学者によると
地球上の生き物全部の中で、人間に生まれる確率は、
1億円の宝くじに100万回連続あたるより難しい
といわれています。
「ありがとう」を言うといいことがある
幸福を引き寄せる
人間関係がスムーズに
やる気UP!
自分へのご褒美
どれだけ疲れていても、「ありがとう」と言われると、心は満たされて、それまでの苦労が吹き飛んでしまった経験あると思います。
労働や努力の対価として、お金がいただけたりしますが、
モチベーションを上げたり、その質を高めるための最高の動機付けは、
目に見えないご褒美「ありがとう」だと思います。
子どもは、「ありがとう」を私に言ってくれます。
私はどうでしょう。
子どもの半分も子どもに言ってあげてるでしょうか?
私の母のように、毎日子どもに「ありがとう」を言ってあげよう。
そして、自分にも「ありがとう」を。
ダメダメ子育てで、わが子を「だめ」「むり」「できない」が口ぐせのこともにした私が、学び、実践し、
今、子どもがキラキラした目で「私の夢はね~」「もしかして、できるかも」というように変わった方法をお伝えしています。