真夏の様な暑さになりました。最近、鯉や鯰の数が減ったのか、釣り難くなった感が有ります。鯉はすっかりスレてしまって、サーチパンにも反応しない鯉が多いですね。
2007年から調布取水堰を鮎の遡上時期に開放するようになってから、多くのシーバスが中流域まで上がる様になりましたが、それ以上に沢山の鯔がいます。
今日は何とか釣ろうと回った中では、鯔が多いMポイントにやって来ました。

河原には私の好きな、ムシトリナデシコが可憐に咲いていました。
やはり鯔は沢山居ますね。まず鯉を狙って見ますが、反応は有っても1~2回までで、後はだんまりが続いてしまいます。何とか2回フッキングしましたが、直ぐにバレてしまいました。

人気が無いので直ぐ近くにも鯔が沢山居ます。警戒させない様に、身を低くしているのですが、試しに立ち上がるとサッと遠くに行ってしまいます。意外と臆病ですが、暫くすると戻ってくる所が鯉とは違いますね。
さて今日は活性が高いので釣れそうなのですが、ルアーを大小、カラーも様々に変えて誘いますが反応は有りません。
昔から鯔は赤色が好きだとの定評がありますが全く駄目、藻に近い緑も駄目、珪藻が好きなので茶色、定番の白等々、いずれも無視されました。

駄目元で以前良く使った黒のミニポッパーをキャストしたら反応が出ました。シングルフックなのでフッキングし難いので、KMポッパーに交換、更にSDポッパーに交換して誘っていたらルアーが水面から消えました。
グッと合わせると懐かしい手応えで、大暴れして上がって来たのは45cmの鯔でした。口にしっかり掛かっていましたが、ランディングしてからも大暴れしたら外れてしまいました。

誤算だったのは、鯔は元気一杯ですが陸に上げるととても弱いので直ぐに戻さないといけない事です。この後、この鯔はお亡くなりになってしまいました。

コツが解ったので同じように狙って見ると、今度はルアーに飛び付いて来ました。こちらも元気一杯な45cmでした。やはりランディングしたら大暴れで血まみれです。何とかお帰り頂きましたが、口が小さくて鯉よりも弱いのでネットでそっと掬う方が良いかも知れません。

3本目も45cmで、何とかそっとランディングして元気に帰って行きました。4本目45cm、5本目45cmは草の上にランディングして直ぐにお帰り頂きました。しっかり口に掛かっていますね。

ここで遠くの鯔も狙って見ようと遠投して群れの近くを探って居たらガツンと来てかなり重い手応えです。やっと寄せて来たら何やら細長い魚体がクネクネしています。70cmの良型の鯰でした。ルアーは同じくSDポッパーの黒です。恐らく鯔を狙っていたのでしょうね。

続いて遠くを狙うと茶色い魚が飛び付いて来ました。今度は53cmの鯉でした。SDポッパーは単純なルアーですが操作一つで何でも釣れますね。

その後、43cmと45cmの鯔を追加した所でルアーに反応が無くなりました。

見ていると何やら黄色っぽい漂流物にアタックしています。白のSDに変えたら激しく反応してガッチリフッキングしました。しかし、岸際でフックアウトしてしまいました。
あと一歩でツ抜けにはなりませんでしたが、目標を達成できましたので上りとしました。