切手がなくなったので、郵便局の休日窓口に買いに行ったのです。
可愛い図柄で気に入っているものがあったので、それを1シート買うつもりで。
しかし、休日窓口ってなかなか混んでる。
対応する職員さんは3人体制ですが、それでもややテンパり気味…。
長い列に並び、私の番になったので、自信まんまんで言い切りました。
「りすの絵柄で84円の可愛い切手シートくださいな」
職員さんの眼差しにビミョーな苛立ちが。
「りす?110円切手ですか!?」
「いえ、84円の切手シートです。りすの絵柄の…」
私がそう言うやいなや。
職員さんつむじ風巻き起こす勢いで、きびすを返すと、切手シート2種類持って、戻ってきました。
どちらにもりすの絵柄の切手があるシート。
でも、どちらも私が思ってるのと違うシート…。
「えっと…どちらも違います。秋らしい切手シートで、ビビッドな色合いのりすが…」
などと、説明しているうちにも、私の後ろに並んでいた人たちは、他の職員さんの対応で次々用事をすませて去っていくのです。
焦る、こういうの焦るわー!!
職員さん、ハッとした顔になって、またきびすを返し。
戻ってきて差し出した切手は、欲しかった絵柄の。
「これです、これです、良かったー!」
って笑ったら、かぶせるように、
「8400円になります」
と返ってきました。
84円の切手が10枚ついてる切手シート。
まさかの8400円。
0ひとつ多くない!?
って、1万円札だしながら、思う。
「あの、なんか…高くないですか?」
(もしかして、しつこく、りすの絵柄の探してもらったから…?)
職員さん、またしてもハッとした顔になって、破顔一笑。
「あー!すみません!840円です!」
ですよねーって言いながら、2人で笑いあったのでした。
心が通じあった気のする、ちょっとした瞬間。
りすの絵柄、りすの絵柄、ってうわごとみたいに言う、厄介な客とも笑いあえる、職員さんの心の広さよ!
本日のブログのタイトル
『きっと人生には無駄なことなんてない』
この話でどう着地するん!?って話なんですけどね。
ホンマはもっと違う話に展開するはずやったんですけど。
とりあえず学んだこと。
●郵便局の休日窓口ではできるだけ、ややこしいこと言わない。
●切手シートは絵柄でなく、名前で覚えておく。
●どんな苛立ちも焦りも、心から笑いあえたらチャラパー。
そして、
●りすは切手の絵柄の定番!
人生には無駄なことなんてない…きっと…。