東京商工リサーチによると、創業100年を超える企業は、全国で2万1066社、


 同じく1000年を超える企業は8社であり、そのうち日本最古の企業は飛鳥時代


 に設立(578年)された寺社建築の金剛組だという。


 優に1400年を超えている。


 沿革を追ってみると、営業に無関心な経営者が出現したり、伝統工法を貫くべきか


 近代工法を取り入れるべきか、悩んだ時期もあったようである。


 ところで、200年以上続いている企業は、我が国では3100社で、世界全体総数の


 40%を占めるという。ドイツ800社、オランダ200社、アメリカは14社に過ぎない。


 会社の経営者は、経営環境がどうであれ、会社を維持し発展させる責任があるとは


 いえ、この数字は驚くべきものである。


 昨今の厳しい経営環境の下で、各経営者の奮闘を祈ります。