欧州チャンピオンズリーグ(CL)

 準決勝

 バイエルン・ミュンヘン 2:2 レアル・マドリー
             2:1

 これまで何度もここぞという時のレアルの逆転劇を見せられてきましたけど
第1戦の終了近くにPKを奪取してドローに持ち込み
第2戦では先制されて、もう絶体絶命の終了近く
後半43分、46分に同点・逆転を決めるとは・・・
それも決めたのはホセル。
絶対エースのベンゼマの後釜ということでプレッシャーもあったでしょう。
決めきれない不運なことも続いてすっかりサポーターからの信頼も失って、
ゴールを決めた後にゴール裏のサポーターに謝罪する、なんて悲しいこともあったり
あげくレアルの最新システムはトップなし(ベリンガムが自由に動いてます)
両サイドが強烈だからこれがうまく機能したりして出番の減少。
この日も後半の36分からの出場
しかししかし、ホセルは死んでませんでした。
この大事なゲームで相手はすっかり守りに入ったバイエルン、
そこへ同点と逆転のゴール!持ってましたねえ
ゲームが終わった時に喜びまわるチームメイトと違って
一人芝生に顔うずめて泣いてました。

 覚醒するかな?そういえばあのベンゼマだって最初は
決められなくて自信喪失した時期もありましたもんね。

 ・・・え?パリSGのエムバペが退団、レアル入りが濃厚
どうする?どうなる?ホセル?


 バイエルンは今季出足で躓いたりして
余りいいシーズンではなかったんですけど(リーグ優勝も逃した)
どうしてもタイトルが取れないトテナムから移籍してきたケインは
レアルのホセルと違って十分以上に好調でしたけど
盤石と思われたリーグタイトルも無敗のレバークーゼンにさらわれ
このCLこそ、と臨んだはずですが、これも敗退
すでに「ケインの呪い」なんていわれてます。それも気の毒ですけど




 ボルシア・ドルトムント 1:0 パリ・サンジェルマン
             1:0
 
 国内リーグで向かうところ敵なしのパリSG
さて残るタイトルはこのCLだけ、どうしてもこれだけは欲しい!
昨年は同じように思っていたはずのマンチェスター・シティもようやく取ったし
今度は俺たちだ!だったはずなんですが

 いや、パリが勝っていても何もおかしくなかったんですよ。
なんせ打ったシュートがポスト・クロスバーに嫌われること嫌われること
少なくとも第1戦で2本、2戦目では4本はありました。
サッカーに勝って勝負に負けたというのはこのことでしょう。

 ドルトムントのフンメルスの上りを抑えるために2戦目には
CFゴンサロ・ラモス配置したり、いろいろ工夫したんですけどね
やはりブラントを中盤で抑えておかないといけなかったかなぁ
このあたりはパリもマルキーニョスやビティーニャを生かしたいでしょうからね
あぁそうかブラントをパリに移籍させればいいわけダ。やりそう・・・



 ヨーロッパリーグ(EL)

 準決勝

 マルセイユ 1:1 アタランタ
       0:3


 ASローマ 0:2 バイヤー・レバークーゼン
       2:2

 ELの決勝はアタランタVSレバークーゼンになりました。
まず今季公式戦を無敗でブンデスリーガも優勝したレバークーゼン
(ただいま記録更新中)
各選手のポジション取りが速く、いつ見ても数的優位
超ド級の選手はいませんが、戦術の理解度が徹底されていて
どこかに過剰なストレスがかかることなくスタミナも無駄にしていない
アタランタはマンマークをベースにした守備でマ-クの受け渡しが面白い
戦術理解度や選手の距離感がしっかりしています。

 どちらも当たり前といえば当たり前のことをやっている。
しかし相当に高級でもあります。
この対戦、決勝は一発勝負。すごく楽しみです。